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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

インカの聖殿

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やって参りました。
一度目はストライキにより跳ね返されたマチュピチュ。
インカの聖都が、眼下に広がった。
参加者の皆も感無量という感じで目を細めている。
気持ちを映すかのような青空が広がり、朝なのにもかかわらずインティワタナへの坂には観光客が列を作っていた。
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まず最初に展望台へ向かい、マチュピチュの全景を見下ろす。
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そして正式なインカの正門から、マチュピチュの城内へ入っていく。
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一枚岩の下には、ビスカーチャと呼ばれるウサギが日向ぼっこをしている。
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野生蘭が咲き乱れ、何とも華やかだ。
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「てっちゃん、知ってる?」
ひろちゃんが、ある場所へ連れていってくれた。
「この前、ダライラマがマチュピチュに来たんだけれど、その時にマチュピチュで最も神聖な石はこれだ、と言われてね」
目の前には、四角に掘られた岩内に、小山のように突起した形状の岩がある。
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「これって、やっぱりエネルギーが凄いのかね?」
触ってみると、反対にエネルギーが吸い込まれてゆく。うーーーん? 頭をひねりながら、今度は大地や宙に浮かぶエネルギーを増幅させて入れてみる。すると不思議な事に、送ったエネルギーの10倍くらいのものが、スパイラル状に溢れ出て来る。
マチュピチュは気の鍛錬場、そして大いなる気の増幅装置だと想っている僕としては納得の岩だった。つまりこの岩は、マチュピチュのミクロなのだ。
マクロはマチュピチュ遺跡、ワイナピチュ(若峰)、マチュピチュ(老峰)を含めた全体。そしてミクロは、この岩に集約されているのかもしれない。ダライラマは、その最も中心的な役割の岩を、指されたのだろう。
ここは、まだ知られていないので、立ち入り禁止にはされていなかった。
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そして、奇跡はおこる。
いつもは行列のできるインティワタナの聖石に上がると、そこには人っ子一人いない。
こんな事は、ここ数年で一度もない事だった。
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対岸の山頂から、この岩へエネルギーがそそがれている。そのエネルギーを皆で感じ、僕たちが離れる頃、団体さまがインティワタナへ上ってきた。
お昼は早めに、隣接するサンクチュアリホテルでランチ。
なんとアイスクリーム屋さんが、今年から出来たらしく、モスグリーンの暖簾がかかっていた。
                        ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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