姫の新刊2011-01-15 Sat 07:00
![]() 「姫の命により、新刊贈ります。宜しくお願いします」 小林正樹。 イヌ、サル、キジ。昔から、こんなユニット、またはトリオが存在する。 敬愛する姫こと山元加津子さんを桃太郎に見立て、そこに仕えるイヌサルキジ。 イヌは公認会計士でもあり、姫の付き人でもある小林正樹さん。サルはツアーとかを一緒にアテンドする、ペルー在住の阪根博さん。そしてキジが自分。 イヌ様から姫の新刊が届き、空けてみると、まぁ~素敵な表紙が目の前に飛び込んだ。1ページずつ読み進めていくと、涙なしでは文字を追えない。 姫の友人の宮田さんこと宮ぷーが脳幹出血で倒れ、絶望な状況からの復活劇が、丁寧に綴られている。 姫の愛の深さ、宮ぷーの生きようと思うエネルギー、そしてそれらをサポートし、回復を祈る仲間たち。全ての環が、今の宮ぷーを作り上げていた。 好きなときは、好き。美味しいときは美味しい。嬉しいときは、やっぱり嬉しい。 そんな気持ちを、僕たちは当たり前のように感じている。それが宮ぷーの人生を賭けて、気づかせてくれる。 気持ちを相手に伝えることの難しさ。そして尊さ。それを奪われた人の、絶望的な悲しみ。 意思伝達装置というものがある。 姫の行動がなければ、知らなかったこれらの機器が、お互いの意思を通わせる鍵となる。 姫は、はじまりにこう書いている。 近視にはメガネやコンタクトが必要と誰でも知っているように、もし世界中に、意思伝達の方法や、意思伝達装置の存在が当たり前になっていたら、その現実は大きく変わっていたでしょう。と。 これは、介護という世界を見直し、意思伝達のバイブルとなる本。 一家に一冊と言わずに、一人に一冊。 必ず読んで欲しい本だと、心から、魂から、想います。 姫、みやぷー、いつも、いつも応援しています。そして祈っています。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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