あまくさ2011-11-21 Mon 07:00
![]() 生まれて初めて、天草に足を踏み入れた。 実を言うと、2年ほど前に阪根ひろちゃんに質問したことがある。 「もし2~3年、自分の好きなところに好きなだけ住めるとしたら、国内と海外どこを選ぶか?」と。 ひろちゃんはう~ん、と首をひねってから、まずは海外ならイタリアだろうなと、納得の答え。イタリアはそれぞれの州が元は別の国だったこともあり、やっぱりバラエティに富んでいる。フレンチを作り上げたのも、イタリア。風光明媚だし、ご飯も美味しい。地元民は美男美女とくれば、やはり人気が出るのも当然だ。 対して、国内は意外な答えだった。 「天草かな」 その言葉を聞いて以来、僕はいつか訪れたいと切望した。 ![]() ちょうど近くまで来ていたこともあり、頼んで天草まで足をのばした。 天草と言えば、やはり五島列島と共に隠れキリシタンの場所。大江天主堂の中は、エネルギーが静まりかえり、僕の細胞は、魂は一気に鷲掴みされた。 静謐な、上品な、気品あふれる場。 室内は、派手でもなく地味でもなく、絶妙な配色がなされていた。 ![]() 津崎天主堂は、一転白を基調としていて、これまた鎮魂する感じ。 ![]() 床を見ると、畳が敷かれているのも、微笑ましかった。 ![]() 少し前までは、大江天主堂も畳だったが、今はその上にカーペットが敷かれている。 天草四郎が生まれた場所、島原の乱で動いた場所、談合島、天主堂。 ここには、まだまだ、奥深い何かが眠っている、そんな気がしてならない。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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