写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

日本酒シンフォニー

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2杯目は山口の代表酒、王禄。
やっぱりどっしりしてるなぁ~
3杯目は、生まれて初めて飲む、ざるそうほうらい。
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日本酒は、空前の美味い時代。大将が歩いて集めた酒はどれも味わい深い。
焼き鳥の焼き加減も絶妙。
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これ、サービスです。揚げた豆腐。外はかりかり、中はふんわりの逸品。
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そして大将が自信満々で出してくれたのは、萩の露の里山。なんと酒米ではなくコシヒカリで作られたお酒だという。
飲んで、のけぞった。味が太く、いつまでもふくよかさが口内に留まるのだ。これからの時代を感じさせる一本。
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そして、これは超特別サービスで、とイケメン大将が飲ませてくれたのは楯野川。
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ラベルには平成2年となっている。つまり24年もの。味は僕が今まで飲んだ中で間違いなくトップ3に入る絶品でした。古酒なのに、あの透明感。忘れられません。
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締めは最強のラーメン。これを食べたいがために、この店に訪れるお客さんもいる。頷ける麻薬のような味でした。
                 ノムラテツヤ拝
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赤坂の名店

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今日は赤坂へ。
東京で最も大人っぽい艶のある町、それが僕にとってはこの町だ。
世界で言えば、イタリアのヴェネツィアのような感じ。
建物は洗練され、木の影までもアートにしてしまう感性に、いつもハッとさせられる。
地下鉄の駅のしだれ桜も、銀杏の黄葉と対比させ、際立つ。
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駅にかけられたプランターも、どこか北欧を思わせ、シンプルなセンスが光る。
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さぁ、今日は焼き鳥屋さんのO店。
今日がちょうど、開店一周年だったみたい。大将、おめでとうございます。
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ここは日本酒天国、そして焼き鳥天国。世に日本酒の店、焼き鳥の店は、数あるが、どちらもずば抜けているお店は、両手で数えるほどしかない。
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大好きな友人のけんさんから教えてもらったお店は、僕の大のお気に入りとなった。
漬物、鳥かわ、それに三重の銘酒・而今を合わせる。
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今日もどっしりしたコメのふくよかさが、肝臓に染みる。
最初から大将が飛ばしているのか、絶品のささみを出してくれる。
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ここまでで前菜が終了。ししとうから、焼き鳥の万華鏡世界が始まった。
                  ノムラテツヤ拝
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着火剤

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実家の岐阜からこしあぶら第二弾。
湘南に住むようになって、山菜の幸福さを想う。
岐阜で生まれた僕は、いつも父と山に入り、目の前に山菜があった。
確かに美味しいけれど、今ほど今ほど旬なものを欲していなかった。
というのも、きっと、美味しい空気、美味しい水、美味しい食が重なることによって、良い流れが出来ていたのだろう。
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春の恵み。
これらを取り入れた時の体の触感。
それらに意識を集中させると、大切なものが見えてくる。
まさに山菜とはエネルギーの塊なのだ。そららを大切に頂くと、そのエネルギーは更に増幅する。そして体中に染みわたっていく。
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コシアブラの袴を取って、それらを茹でる。
そしてお浸しにして食べるだけで、体中がポカポカしてくる。
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山菜が、自分の体の春のスイッチを入れてくれる。着火剤となるのだ。
                  ノムラテツヤ拝
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池袋中華

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数日前、遣都と松井くんと池袋のディープな中華料理店へ。
松井くんはテレビロケのときに、スペイン語の翻訳を含め、右腕となって共に働いてくれたナイスガイ。
松井くんは、パタゴニアに1ヶ月ほどを旅して帰国したばかり。
3人で近況報告から、最近爆笑したことなど、紹興酒と共に披露される。
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遣都はNHKの番組の評判が良いらしく、次の仕事も決まったようで何より。撮影の裏話や京都で作った伝説など、笑わせてもらった。
松井くんは、やっぱりパタゴニアに住みたいな!いや、住むぞ!と強い決意を示していた。
このお店は中国人しかいない店。僕たちは火鍋から始めて、豆苗の炒め物、鳥の蒸し焼きなどをつついた。
ふと気づくと、ビールが8本、紹興酒が3本空いてしまった。
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楽しい時間は、あっという間に過ぎていく。でも、何よりこんな素敵なご縁を結んでくれたテレビの仕事に感謝しなければ。有難う。
池袋の夜は、ゆっくりと更けていった。
                  ノムラテツヤ拝
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やくそく

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チリの大花園を巡る。
これがテレビ番組の主旨だった。
しかし、自然は水もの。2013年の花園は雨不足のため厳しいものだった。
そこで場所を変えて、チリからお隣の国ペルーへ飛んだ。
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チリのアタカマ砂漠からペルーのリマ周辺までは、太平洋沿岸に一本の砂漠が続いているのだ。昔、花々はここに咲き乱れ、それらが気候変動によって、現在は浮島のように花の咲くスポットが出来ている。
カメラマン、ディレクター、遣都、自分の4人だけの少人数編成で、ペルーへ向かった。道端にチラチラ見えるロアザウレンスの黄色い花たち。遣都がそれを見つけ、花園へ駆けていく。
「やった、やった。花園だ、花園があったぞお~」
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両手を高くつき上げ、涙ぐみながら、こちらを見る。胸がじんわりと熱くなった。
その夜、ペルーの空港脇のホテルで宿泊している時のこと。
遣都が「野村さん、今夜はサシで飲んで下さい」と頭を下げてきた。
そういえば、自分も何度かこんな風に年上の先輩方にお願いしてきたなぁと快諾。
チリから持ち込んでいた美味しいワインを傾け、この旅を振り返っていた。
「遣都、楽しかったな」
彼はゆっくりと頷いてから、まっすぐこちらを見た。
キスされるかと思った・・・・・
というのは冗談だけれど、あまりに真っ直ぐ見つめてきたから、ヤバイと思った(笑)
「僕、言いたいことがあるんです」
「なに?告白とかするなよ。そっちの気は無いからな」
「違います、違います。僕、バッテリーという映画で15歳にデビューしてから、色々な俳優さん、女優さん、大人の人たちに囲まれてきました。でも僕の23年の人生の中で、一番格好良い大人、それが野村さんでした」
本当だったら、若者にこんなことを言われたら、舞い上がって喜び、まぁ飲め飲め、とワインを注ぐところだろう。でも、僕はそんな想いを感じられないまま、過去へタイムスリップしてしまった。
僕が20歳の時、一人の男性と出逢った。
アラスカを撮り続けている写真家の星野道夫さんだ。
前年に、星野さんの処女作「アラスカ 光と風」を読んでファンになり、星野さんをアラスカのフェアバンクスまで追いかけた。なんとか星野さんと出逢い、共に時間を過ごさせてもらった中で、緊張しながら伝えた言葉。それが「星野さん、僕が生きてきた中で星野さんほど格好良い大人を見たことがありません。絶対に星野さんのような写真家に僕もなります」だった。
星野さん40歳。あの時、大好きな師に告白した自分が、目の前の遣都と重なった。
僕は今、39歳。もうすぐ星野さんの年齢になろうとしているのだ。僕はあの時願ったように、少しでも星野さんに近づいているのだろうか?
目を瞑って、星野さんを思い返すと、全然近づけていないことに愕然とする。
もっと、もっと、自分の仕事を愛し、もっと、もっと、真摯に取り組んでいかなければ。自分が命の幕を閉じる時、今よりも少しでも星野さんとの距離が縮んでいると嬉しいなと思うし、そうであって欲しいと願う。
「遣都、俳優業はみんながやれる職業じゃないよね。だからこそ大切にしな。そしてどうせ目指すなら、日本一の俳優ではなく、世界一、宇宙一の俳優を目指しな。周りを沢山幸せに出来るような俳優さんになれ」
「はい、分かりました。がんばりまっす!」
大きな瞳の中に、沢山の星がキラキラと輝いていた。
今、NHKの銀二貫という番組で、素敵な主役を演じている。
迷うこともあるだろうけれど、真っ直ぐ、真っ直ぐ、伸びていって下さい。
                     ノムラテツヤ拝
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