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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

セクシーな社長

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北海道にセクシーな社長がいる。
友人のKさんから、以前に2度ほど逢わせてもらい、人間としての果てしない「ぶっ飛び]ぶりに惚れた。
初めて逢ったのは、もう10年以上も前。
僕の顔を覗きこんで「ようやく逢えたね」と笑った。
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「僕と逢えるってことは、どんな食通100人と逢うよりも有意義だよ」
言葉通り、寿司屋で見たことも無い魚、そして技に見入った。
完全に宇宙人。
僕、こういう人って大好き。
ひとたび僕の大好物のカニの話になれば、一通り、まずは僕の話をじっと聞いてくれ、ひとこと。
「お前は、旬の時期の最高の毛ガニを食べたことがないから、あれも美味しい、これも美味しいって浮気性になるんだ」
3度目にお逢いするのは、まさに毛ガニの旬。
「今日は市場まで行ってきたよ」と社長。
Kさんがこっそりと、「普段絶対に行かないんだけれど、今日はって張り切って、自ら出かけて持ってきたのよ」
有難い限り。僕はひたすら頭を垂れるのみ。
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「今、目の前にある毛ガニ、今日北海道で入った中で一番上等だから」
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社長のネットワークは半端じゃないので、市場からダイレクトに電話一本で最上級のものが入るようになっているのだ。
目の前に、デーンと置かれたカニに見入る。
毛ガニの毛が、完全にギャランドゥ。ケムクジャラなのだ。触ってみると毛はピンピンと張りがある。
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「社長にとって、どんな毛ガニが理想なんですか?」
「毛ガニっていうのは、まず重くないといかん。最低でも1キロはないと。それ以下の毛ガニは毛ガニじゃない。絶対に食べない」
「ちなみに今日のものは、どれくらいなんでしょう?」
手に持つと、ずっしりと重みが伝わる。
「一キロちょいってとこだ。ほんとはもっと大きいのもあるんだけれど、今日は市場にそれ以上が入らなかった」
そもそも、以前の社長は、お酒と食をこよなく愛していた、というよりも美味しいものを出してくれる店も含めて愛していた。
が、最近、社長のお気に入りの店がどんどん不味くなり、カニ料理に至っては、どこにも満足させてくれる店はない、と言い切る。だからこそ、今日は社長の会社オフィスでカニを頂くことになったのだ。
本物の旬の毛ガニの味。
それも楽しみだけれど、僕は社長と過ごせる、この時間をワクワクしながら待っていた。
今日はどんな勉強をさせてもらえるんだろう。
飲みすぎて、酔わないようにしなくっちゃ。
                                 ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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