一幅の絵2014-07-01 Tue 06:00
![]() 尊敬する画家、熊谷守一は、一番美しい絵は真っ白いキャンバスだと言い切った。 目の前の光景を見ながら、そんなことを思いだした。 どれだけ絵がうまくとも、自然には敵わない。そう守一は伝えたかったのだろう。 北の大地美術館に、一幅の絵のような自然がある。 ![]() 額縁の中に新緑の柏の森。 これを見たくて、帯広にやって来た。 父、母、僕、みんな2度目の来訪。 そして、みんなでため息をついた。 世の中で最も美しい絵とは、こういうものを言うのだろうな。 日々季節によって絵が変わっていくのだ。留まることはない自然の摂理。 父、母に座ってもらって、背後から撮影。 ![]() 床にも新緑が映し出される。 ![]() ぼくはその風景に、長い間、見入ってしまった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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