テレビロケ2015-08-25 Tue 06:10
![]() 昨夜からコオロギが鳴きだした。 キリリリリ、キリリリリ、目を瞑って聞いていると、何故だか小学生の夏休みの思い出が湧き上がってくる。 高い空、入道雲、そして毎日外で跳ねるように遊び回った日々。 クロアチアから帰国してから、来年の春に出る新刊の校正に時間を費やした。 早朝5時、ようやく今終わった。 これでやっと飛び立てる。 今日からある自然番組(10月放映予定の2時間番組)のロケで南アフリカへ2週間ほど出掛ける。 現地の友人からは連日のように素晴らしい花園の写真が送られてくるので花の心配はしていないが、今回の番組は世界一の花園ともう一つの目玉がある。そっちはちょっと心配だけれど、ドキドキ、ワクワクの方が勝っているから、大丈夫かな。 午後に成田入りし、取材のためのカルネ(許可証)の最終確認をして、まずは香港へ向かう。初めての全日空国際便、そして初めての香港。 さてさて、どんなロケになるのかしら? ディレクター、コーディネーター、カメラマン、音声さん、みんなの得意分野を集結して、ひとつのものを作り上げる幸せ。 ぶつかり合いながら、頑張ってきます。 PS,写真は南アフリカのナマクワランド。中央に見えるのはウシ科のレッドハーテビーストの群れです。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
詩人2015-08-25 Tue 06:00
![]() 谷川俊太郎さんのドキュメンタリーを見た。 「詩を書くときに最も大切にされていることは何ですか?」 ファンからの質問に谷川さんは答えた。 「自分の中をすべて空っぽにすること。そうしないと言葉が湧き出てこない」 日本が誇る詩人は、そう言い切った。 ポエジー(詩情)とは人間は生まれながらにして持つもの。それらを言葉に置き換えるのが詩人だと。 それぞれの魂に、心にそっと寄り添うように、谷川さんの詩は漂った。 今日、友人から「書評に出ているよ」と教えてもらった。 日本経済新聞のことかな?と思ったら、なんと今週号の週刊新潮。 それも半ページを割いて、素敵な文章が掲載されていた。 自分がやりたかったこと、そして気を付けたことを、ちゃんと汲み取って文章にしてくれる人がいる。 文末には渡邊十絲子(詩人)と書かれていた。 人の見ないところを丁寧に掬い取る、それが詩人という仕事の神髄なのかもしれない。 渡邊さん、どうも有難うございます。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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