聖地を残す力2015-10-13 Tue 11:19
![]() 沖縄に斎場御嶽(せーふぁーうたき)はある。 以前、奥の院まで足を延ばしたとき、祈り込みがあまり感じられなかったので、落胆しながら山を下りようとした。 その時、脳裏にイメージが走り、僕は道を外れて獣道を歩いた。歩き始めて5分くらいだっただろうか? そこには、地元のユタがしっかりと祈り込みをした、現実の聖地が現れた。 さっきの場所は観光用に作られた場所、本当の聖地とは、ひそやかに連綿と受け継がれていくのだと教えてもらった。 カウアイ島には、森とフラの神「ラカ」が祀られたヘイアウ(祭壇)がある。 そこの名前はハワイ語で「インスピレーション(霊感)」。 ハワイに残る数少ない聖地だと言われていた。 島の北部にあるというが、現地民に聞くと、そこはハワイアンの聖地だから、教えることは出来ないと言われる。 こんな時、僕はまず現地近くへ言ってみる。 そこで瞑想して、大地に感謝の念を置く。 もしも受け入れてくれるのであれば、自然に僕の体は導かれるはず。 僕の気持ちと、祭壇の気持ちが交わり始める。 そして、身体を押されるように、僕は浜辺を歩き始めた。 ずんずん、森の中を分け入り、気が強くなってくる。 そして、ついにそのフラの聖地へ。 間違いなくひとつの岩が御神体。 僕の体で耐えられるかな? 事前に体に聞いて、そして御神体にもお伺いをたてる。 身体の中を整理して、あとはお任せ。 大木のような太いエネルギーが、一本僕の頭頂から足へ抜けていく。 聖地を聖地のままで残せる、聖なる力。 カウアイ島には、まだまだ沢山残されていた。 ハワイで僕が一番好きな島、それはぶっちぎり、カウアイ島です。 PS,一昨日、ハワイから帰国しました。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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