オオカミ2015-12-21 Mon 17:49
![]() 僕は占いとかに、あまり興味がない。 当たる、当たらないとかではなく、占いとは統計学なのだから。 でも、一つだけ信じている占星術がある。 だいぶ前に流行った「動物占い」。 何故って? それは、自分が「狼」だったから。 狼は、僕が一番好きな動物。 あの「お前など、眼中にない」という瞳に、心を撃ち抜かれる。 アラスカの秋。ブルーベリーがワイン色に紅葉する時期。 小高い丘から一匹の狼がまっすぐこちらに歩いてきた。 僕は息を殺しながら、ブッシュからカメラで狙う。 距離はどんどん縮まり、あと2mというところまで。 その時、狼は突然止まり、こちらをジッと見下ろした。 あの気高さ、崇高さ、神々しさ。 しばらくの間、僕は雰囲気にのまれたのか、声を出せなかった のを覚えている。 目を瞑ると、あの光景がよみがえる。 今、この瞬間、アラスカの雪面を、狼は闊歩しているだろうか? あの高潔な瞳で、もう一度見つめられたいと思う。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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