ポリネシアの記憶2016-05-11 Wed 12:45
![]() タヒチ島での朝。 今日は夕方から別の島へ行くので、車を手配してタヒチ島を一周する。 今までお金が高いことから敬遠していたタヒチ。 でも、ポリネシアを撮影する上で、どうしても重要な場所だった。 ポリネシアとはギリシャ語で多くの島を意味する。 ハワイ(北)、ニュージーランド(西)、イースター島(東)を結んだポリネシアトライアングルの中心に、タヒチはある。 イースター島のモアイも、ポリネシアが発祥。 その痕跡を見るのが、今回の目的だった。 イースター島には祭壇(アフ)とモアイがある。それに呼応するのは、タヒチではマラエと呼ばれる祭壇とティキ像。 それを何の色眼鏡もかけずに、見たかった。 まず最初に訪れたのが、観光客がまったく訪れないマラエ・タアタ。 入り口には道祖神のような小さなティキ像が。 ![]() そしてその向こうには、大きな祭壇と石垣で囲われた聖地が。 目を瞑って、その石の記憶を辿る。 イースター島で教えてもらった、それぞれの有機物が持っている記憶の辿り方。 心にそれらがなだれ込んでくる。 ![]() ここは、力のある部族が住み、島の東側を統治していたイメージ。 目の前の海から食料を得て、巨大なクラン(家系)文化を形成した。 上空から見下ろすとこんな感じ。 最初のマラエに相応しい、優しいエネルギー。 僕はしばらく瞑想し、その場のエネルギーと自分を重ね合わせた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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