玄海の夜2016-05-21 Sat 11:23
![]() 旅の中で、誰かが待っていてくれる。 なんて幸せなんだと思う。 機体は玄界灘をぐるりと旋回し、ゆっくりと博多の町へ滑り込んでいく。 荷物を受け取り、外へ出ると「野村哲也さま ウェルカム」のボードと共にKさんが最高の笑顔で待っていてくれた。 イースター島ツアーで知り合ったKさん。有難いことに博多の町を案内してくれると言う。まず最初は、博多祇園山笠の櫛田神社へ。夕陽が射し込み、その荘厳さに手を合わせた。 ![]() Kさんと散策しながら、県民ならではの福岡と博多の裏話を聞かせてもらう。福岡は武家、博多は商人。川を挟んで分けられた。市の名前もわずか1票さで福岡市が勝ったというから驚きだ。確かに福岡市博多区だもんなぁ。 そして天神にあるアクロス福岡へ。まるでピラミッドの断面を見ているような形状で、見事な屋上緑化。ビル自体が森のようになっていた。 ![]() 夕陽に照らされる町には、やたらと異国の人たちがいた。もしかしたら日本で一番外国人率が高いかも?と思うほどに多い。そして目鼻立ちがハッキリとして南国美人も颯爽と歩いていた。 夕食はKさんとKさんの旦那さん、弟さんの4人で。 店は「桧がき」さん。 「んもうっ。博多に住みたい!!!」と思うほど、蛸、貝、きびなごなど玄海の幸が並んだ。 ![]() たっぷり敷かれた海苔の茶碗蒸しも絶品。 ![]() 鮎の塩焼き、イカ、ウニ、マグロ、ごま鯖、アナゴと怒涛のように続いた。 ![]() 地元の日本酒と共に、会話も熱が入り、弟さんの話に大爆笑。 「昔、おかあちゃんが占い師のところに行って、俺のことを聞いたらしい」 「そしたら?」 「イエスキリストの生まれ変わりだって」 だからこんなに話上手なんだ。 ![]() そして俯瞰的な視線から繰り広げられる世界観に酔いしれました。 現地の友がいる。 それは人生を限りなく豊かにしてくれる。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
| ホーム |
|