源の数2016-06-11 Sat 19:21
![]() 108ヶ国目のブータンで、108の意味を教えてもらった。 ブータンにおける108は、煩悩の数では無い。 まずは頭から足までの関節の数、それが108個。 そして100度祈るときの押さえとしての108回。 それらを通して、体と心の源のナンバーとされている。 チベット密教最上の五体投地も、108回を区切りとして祈るという。 ティンプーから、古都プナカへ行く途中、急坂を上がりドチュラ峠へ。 展望が開けた瞬間、海のような色の空に、白銀のヒマラヤが輝いた。 ギザギザの尖峰のマサガン、未踏峰のガンガル・プンスム、王様が最も好きなテーブルマウンテンなど。 ![]() 僕はやっぱり、自然が好き。 こんな風景を前にすると、叫びたくなるような感動が突き上げてくる。 見上げれば、今日も太陽が美しい光芒を伸ばしている。 ![]() ドチュラ峠には、仏塔が108つ建っていた。 ![]() 近くの寺院から、お経を読む声が響いてきた。 ![]() 中へ入れてもらうと、まだ小さな坊さんが、一心不乱に読経していた。 ![]() 自分の周りの幸せを、ブータン全土の幸せを、そして世界中、宇宙中の幸せを祈り、それらを天へ飛ばしていた。 ![]() ブータンの国教は仏教。全人口の1.5%が僧侶だという。 ![]() ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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