虎の隠れ家2016-06-14 Tue 20:07
![]() 眩しいほどの太陽の下、お経の書かれたルンタ(風馬)が揺れる。 風が読経し、川や空、山や橋にも浸み渡っていくのだ。 ![]() 今日は旅のハイライトというべき「タクツァン寺院」へ。 ブータンに仏教を広めたパドマサンババ(グル・リンポチェ)が8世紀に虎の上に乗って舞い降りた地。 ここで深い瞑想を行なったことから、聖地・「タク(虎)+ツァン(隠れ家)」寺院が生まれたという。 見上げると、龍のような雲の隙間から、白い建物が見え隠れする。 ![]() どこかで見たことのある風景・・・、それは奥州の山寺だった。 グルグルと風が吹き、雲がゆっくりと舞い上がっていく。 あのようにしてタクツァン寺院は、お経の愛に抱かれるのだろう。 ![]() 急な坂を登り始めると、森の中から姿を見せたのはリス。 可愛らしい瞳にうたれながら、楽しい登山が始まった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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