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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

温泉天国

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アイスランドは火山の国。
連日のトレッキングで疲れを癒してくれるのが、やっぱり温泉。
海に面した温泉や、まあるいポットの中に湧き出る湯、そして川や瀧そのものが温泉の秘湯もあった。
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パタゴニア、南アフリカに続き、こんなにも住んでみたいと思わされた国はない。
今は滞在ビザの関係で、なかなか許可が下りないけれど、何とかして移住したいと願っている。
大自然の中で、体をありったけ動かしてからの、ほっこり温泉。
まさに極楽でした。
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明日、この愛すべき国を離れ、スウェーデンのストックホルムへ向かいます。
北欧の大都会が待っています。
             ノムラテツヤ拝
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パフィン

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パフィン、和名は西ツノメドリ。
極北に生きる海のピエロと呼ばれ、北海道でもエトピリカの愛称で親しまれる。
僕は今までアラスカ南部で何度もこの鳥を見てきたが、いかんせん近づくとすぐ逃げてしまうため、ゆっくりと撮影できた試しが無か
った。
でも、さすがアイスランド。まだ人跡未踏の断崖絶壁に営巣するパフィンは、まったく人を怖がらない。手を伸ばせば触れられそうな
場所で、花に埋もれているのだ。
場所を変えれば、今度は子育ての真っ最中。体重の5割食べないと体力を維持できないパフィンは、海へ出掛けては、雛のためにイカナゴを大量に口にくわえて戻ってくる。
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水中の遊泳を可能にするため、翼が体の割に小さいパフィンは、毎秒300~400回も羽ばたくので、まるで大空を飛びながら溺れているようにさえ見える。
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まじまじと見ると、まさに芸術。一体誰がこんな精巧な“いのち”を創ったのだろう?
こんな『美』を目にする度に、僕は大いなる者の存在を感じ、自然に涙が頬をつたっていく。
こんな美しい世界に、生かしてもらえる幸せに。
             ノムラテツヤ拝
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ヨーロッパ

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ヨーロッパ。
実を言うと、僕は超初心者。
18歳から外に飛び出して、向かう先はいつも辺境、秘境ばかり。
北中南米、アジアは、殆ど足を踏み入れてきたけれど、肝心のヨーロッパは殆ど行ったことがない。
イタリア、フランス、スペイン、クロアチア、フィンランド、オランダ、イギリスくらい。
ヨーロッパは僕の中で、京都や奈良のような場所。ある程度の年齢を重ねないと、何も繋がらず、感動しないと思っていた。
でも、イギリスに出掛けた時、妙に突き抜けるような感動があった。
「ひょっとして、そろそろ、ヨーロッパを旅しても良い頃合いなのかも?」
というわけで、アイスランドの撮影後、北欧へ向かうつもり。
そこで、皆様にぜひお知恵を拝借できないかと思い、今、綴っています。
臨機応変に旅が続けたいのですが、僕の興味のあるものはやっぱり動植物などの大自然と、そこに住む現地の人々。
多分、以下のような感じで旅を続けていくと思うのです。
コペンハーゲン(デンマーク)

ストックホルム(スウェーデン)

オスロ(ノルウェー)

リガ(ラトビア)

カナウス(リトアニア)

ワルシャワ(ポーランド)

プラハ(チェコ)

スロバキア

ブタペスト(ハンガリー)

ウィーン、ザルツブルグ(オーストリア)

ツェルマット、シャモニー(スイス)

クールマイユール、ドロミテ、ミラノ、トリエステ(イタリア)

そこで、もしこの場所だったら、あそこへ。あれだけは見ておいた方が良い、またはこの人に会ってみたら?という場所があれば、
ぜひ教えて欲しいです。これこそまさにご縁の旅。
久しぶりにミラノに住む友人に連絡したら、逢えそうな予感。なんだか心がふうわりして、嬉しかったなぁ。
情報が長くなりそうであれば、返信はfieldvill@gmail.comへ。
またはこちらに返信して頂いてもOKです。どうぞ、どうぞ宜しくお願い致します。
                ノムラテツヤ拝
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衝動の力

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「衝動の力」を信じる。
心の奥底から湧き上がってくるマグマのように噴出するエネルギー。
僕はその力に、忠実に従いたいと想う。
岐阜ユースホステルのペアレントとして働く父の下、幼少時から連日外国人旅行者が僕の周りにいた。瞳の青い人、ガリバーみたいに大きな人、そして赤毛の髪の人など。
「どうして、みんな僕と違うんだろう?」
10歳の時に家族の方針で一人旅に出させられ、旅先で出会ったバイク乗りのお兄ちゃん。
「日本も素晴らしいけれど、世界もまた素晴らしい!」
優しい日本語で、自身の体験を交えて、僕にそう諭してくれた。
18歳の時に日本47都道府県全てに足を踏み入れ、世界に目を向けた。
18歳から41歳までに108ヶ国を訪れたが、やはり腹の底から湧き上がる力が止まることは無い。
「世界193ヶ国すべてに足を踏み入れる」
何故その気持ちが、こんなに爆走するのだろう。
ほんの2ヶ月前、尊敬する人と話していて、その理由が分かった。
縦糸がそれぞれ訪れた国。横糸がその国で体験した様々なこと。
僕は縦横の糸を紡ぎ合わせ、自身の巨大なタペストリーを作りたい。
そして織物が完成した時、世界中どこを歩いても、誰もが見えない、感じられない世界観が、脳内や心の内で繋がり合い、新たなものが生み出される。
ちょうど、「イースター島で出会った正座するモアイが、実はタヒチの守り神ティキだった」と体験で知ったように。
一つの場所だけを深く見続ける、またはすべてを広く見続ける。多分、行き先は同じところ。であれば、僕は後者を選びたい。
こんな美しい地球に生を受け、人生を選択できる環境にいさせて貰えるのだから、死ぬまで地球を遊び切りたいと思う。
様々なものを体験し、それらがある閾値に達した時、新世界に別の視点が重なり合い、根っこのような繋がりが見えてくる。
あと一週間で、夢のようなアイスランドの撮影が終わる。
その後は、ヨーロッパを北欧から2ヶ月間かけて南下していく予定。
自分の心に、どんな変化が訪れるのか、それもまた旅の醍醐味だ。
               ノムラテツヤ拝
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CM撮影

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アイスランドに友人のはるちゃんがCMを撮りにやって来た。
まだ詳細は書けないけれど、とある番組のCMに出演することになったのだ。
CMのイメージは、世界を駆けまわる写真家が世界で最も大きい生き物であるクジラを撮影するというもの。
ホワイトライオンの番組以来のタッグだ。
アイスランド北部の町、アークレイリで落ち合うことになっていたが、はるちゃんから海で大きなタラを釣ったとの情報が入り、
急遽、うちで焼き魚パーティとなった。
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翌日は朝からジェットボートに乗って、鯨と自分の撮影。無事に同じフレーミングに入ってくれて、ホッ。
その後、2時間ほどコメント撮りをして、仕事終了。
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9月からテレビの中で放映されるようです。また情報が解禁になり次第、連絡させて下さいね。
はるちゃん、お仕事=遊び、お疲れ様!
              ノムラテツヤ拝
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