鯨の天国2016-07-03 Sun 16:29
![]() アイスランドは火と水の国。 その相反する世界が、見事に同調し合う奇跡の島だ。 初夏になると、アフリカやカリブ海から海の巨人「鯨」が豊富なオキアミやイワシを求めてやって来る。 マッコウクジラ、トックリクジラ、ミンククジラ、シャチ、ザトウクジラ、そして世界最大のシロナガスクジラの6種が、アイスランド沿岸を旅するのだ。 雨が降り続く中、バイキング式のボートに帆を広げて海に出発。 最初に現れたのは、海のピエロと形容されるパフィン(ツノメドリ)だ。 そのバタバタした不格好な飛び方に、自然と目じりが下がる。 そして1時間後、僕たちは、鯨に囲まれることになる。 ![]() ザトウクジラの群れが、次々と現れ、潮を噴き上げる。そして潜る時に見せる大きなテイルアップ。 ![]() 船の目の前で繰り広げられる命の輝きに畏怖の念を感じた。 ![]() 雨が止み、雲が切れたかと思うと、途中から晴れ間が。 港へ戻る頃には快晴となり、背後の山にはルピナスの花園が広がった。 ひろちゃんが一言。 「まさに藤色の山、富士山だな」 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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