写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

世界一古いワイン

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「世界で最も古いワインの樹」
これは何処にあるか?
フランス、イタリア、はたまた南米だろうか?
いや違う。その偉大なる樹はスロベニアにある。
117ヶ国目のスロベニア第二の都市、マリボル。
ワイン畑に囲まれた風光明媚な一角に、STARA・TRTAが建っている。
その入口に伸びた幅広の生命の樹。
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これが最低でも樹齢450年のブドウの母なのだ。
ギネスのプレートには「世界で最も古いブドウの樹で種類はZametna crnina」と記されていた。
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現地ではブルーベルベットと呼ばれ珍重され、この樹だけで40Lほどの希少なワインが生産されるという。
それらは世界中のVIPや皇族に配られ、我が日本も昭和天皇に寄贈されている。その証明のプレートも、母なるワインの横
に飾られていた。
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では、一般の人はこのワインを飲めないのか?
いやいや、この母にも子がいる。その子供たちが作るワインを、特別に分けてもらった。
木箱に入ったワインを川べりで開けると、何故かコブハクチョウが寄ってきた。
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一口含むと、少し紫蘇っぽい感じで、色はルビー色。まるで上級なメルローを飲んでいるみたいだった。
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世界で最も古いブドウで作ったワイン。そう想うだけで、自然と顔がニヤけてしまう。
            ノムラテツヤ拝
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ゴールデンシティ

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ドナウは眠っている。
大河なのに、鏡のように全ての景色を写し、たおやかにゆらめく。
地平に朝日が顔を出すと、いや人々が起き始めると、突然河が動き出す。
風も吹き始め、川面が波立った。
1日のはじまりだ。
ドナウは連綿と、そんな静と動を今日まで繰り返しているのだろう。
夜景もまた素晴らしかった。
漆黒の中で見た、あのまばゆい国会議事堂。鳥肌を通り越し、すべての細胞が泡立つ体験を初めてした。
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この宮殿のような建造物は、最初から国会議事堂のためだけに作られたというから驚いてしまう。
僕の中では世界でブッチギリナンバーワンの国会議事堂となった。
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朝も昼も夜も、ブダペストは黄金色に光り輝く。
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まさにゴールデンシティと呼ぶに相応しい姿だった。
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PS,深紅の夕焼けも生涯忘れ得ぬ光景となった。
                ノムラテツヤ
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銀河の雫

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一日の睡眠時間は2~3時間。
心の柔らかな、敏感な人たちに寄り添い、いつも命をかけて守り抜く愛の深さ。
既成概念を常に疑い、周りに奇跡を起こし続ける衝動の力。
障害者と呼ばれる子供たちの心に、まばゆい花のような無限の才能が潜んでいることを表に出す勇気。
同僚が脳幹出血で倒れ、誰もが諦める中、一人だけ同僚を信じ、再起させてしまう強さ。
当たり前と思っている裏に潜む危うさを、いつもストレートな疑問で提示してくれるユニークさ。
これらをすべて兼ね備えた人がいる。
元養護学校教員であり、作家業をこなす傍ら、今回は初めて映画監督としてメガホンをとった山元加津子さん、通称山もっちゃんだ。
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山もっちゃんの付き人である小林正樹氏が犬、ペルーの巨人阪根博氏が猿、そして自分が雉となり、桃太郎の山もっちゃんに仕えてもう17年近く。読み名も、加津子さん→山もっちゃん→姫と変わっていった。
その姫から「ネパールで映画を撮りたい!」と相談されたので、愛すべき友人のはるちゃんと共にネパールへ飛び、その一部始終を撮影した。毎夜のミーティングでは、姫と何度ぶつかり合っただろう?
今では、その理由が分かる。僕たちが見えていた世界と、姫が見えていた世界が明らかに違ったのだと。
見えない僕たちは焦り、見えている姫は悠然としていたのを今でも昨日の事のように思い出す。
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映画「銀河の雫」は、いよいよ完成間近。
9月3日には、北の杜「仙台」で初上映会の1000人集会が開催される。
残念なことに僕は旅の最中なので、駆けつけられないが、ぜひ御縁のある方は、姫の渾身の作品をご覧いただければと思う。
ほぼ寝ない姫が、毎夜、その時間をも惜しんで映画製作に励んでいたことを、僕は心より尊敬しています。
「大切なことを伝えたい、沢山の人に見て貰いたい。その先にネパールの、世界をより幸せにして行く道があると思うの!」
耳を澄ますと、そんな姫の熱い声が聞こえてきそうです。
以下に、映画の申し込み情報を記します。
ぜひ仙台へ!
ちなみに僕の母方の実家も仙台。語源は千代(せんだい)。映画祭に集結された方々に、千代の幸せが降り注ぐことを祈っています。
申し込みは電話かメールでお願い致します。

日時   平成28年9月3日(土) 11:00開場    
第1部  『銀河の雫』初上映会(12:00開始)
第2部  山元加津子さん講演会(15:00開始予定)
     宮田俊也さん挨拶(登壇予定)
会 場  電力ホール(仙人=1000人会場、全席自由)
参加費 4000円(第1部、第2部共通)買物券500円付。
※収益金は白雪姫プロジェクトの活動費に寄付いたします。

主 催  宮ぷーとかっこちゃんを心から応援する会
共 催  (社)ろばの耳
後 援  仙台市教育委委員会
申込方法  下記にお申し込み後、参加費をお振込みください。
入金確認後、チケットをご郵送いたします。
TEL/FAX : 022-796-7430(石井美恵)
e-mail : miyapukakko@yahoo.co.jp(佐藤とよ子)
                  ノムラテツヤ拝
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フォアグラ

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ハンガリーに滞在中、三大珍味のフォアグラが有名だと教えてもらった。
話を聞いてみると、フォアグラ生産量ナンバーワンがフランス。でもそのフランスの殆どをハンガリーで育てているという。
まるで日本のフグと同じ。下関産として売り出している物の殆どは愛知県の知多半島で水揚げされている。
早速、中央市場へ出掛けると、フォアグラ1キロ7500フォリント(2700円)。
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やすっ!!!
それではと500グラムを購入。
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今まで幾度かフォアグラを食べているが、ガチョウやアヒルのレバーのそのままの味を食べたことがない。だったら、自分で作ってみるのが一番。
味付けは塩と胡椒のみ。輪切りにしてフライパンで焼くと、恐ろしいくらい油が出てくる。自分の油で自分が焼かれる「我が身焼き」の状態だ。
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何度も油を別のボールに移しながら、時間をかけてゆっくり、ゆっくり。
さっきまでの生っぽい香りが消えて、香ばしい薫りが部屋に充満すると、フォアグラの表面に、こんがりと焼き目が。
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味は、んもう、最高です。
今まで食べていたフォアグラは、フォアグラではありませぬ。
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触感は、まさに豆腐ハンバーグ。上質なレバーの中に、万華鏡のように熟成した味がギュギュっと詰まり、噛むとそれらが津波のように押し寄せた。
                 ノムラテツヤ拝
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ブダペスト

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ドナウ河を越えて、116ヶ国目のハンガリーへ。
ブラチスラヴァからは、たったの1時間で首都のブダペスト。
町へ入る頃には、陽が傾いて石畳が黄金色に輝いた。
「ゴールデンシティ」
最初に呟いた言葉が、後の首都のイメージに深く重なっていくとは、
この時の自分はまだ知らなかった。
ゲッレールトの丘へ登り、最後の夕日をカメラで掴む。
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そして夜の帳が降りる時間を静かに封じ込める。
ブダペストの夜景はヨーロッパ一、いや世界一かもしれない。
西側のブダ地区と東側のペスト地区の間にかけられた“くさり橋”。
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そのライトアップは、まるで夜という闇にかけられたネックレス。
時が経つにつれて、更にゴージャスになっていった。
               ノムラテツヤ拝
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