ボタニクス2016-08-14 Sun 04:47
![]() ラテン語で「植物」を意味する「ボタニクス」。 チェコ・プラハ郊外の小さなオストラー村が、脚光を浴びているという。 ![]() 1992年に誕生したナチュラルキンケアブランド「Botanicus」。 東京ドーム6倍の自社有機農園で、製品のすべての草花・果実が大切に育てられているという。 ![]() 後世に残されていくもの、これはどんな世界でも自然に逆らわず調和し、溶け合ったものに限る。 ![]() この目で現場を見ようと出かけると、ボタニクス村が出来ていた。 手をかけて作ったもの、それらを昔ながらの方法で抽出し、そしてそれらをスキンケアを始め、石鹸、シャンプーなどにする。 自然界のものだけを使用するのだから、副作用もないし、何よりも気持ち良い。一昔前、日本の某化粧品会社が世界中の女性の肌の調査を行った。 様々な仕事に従事する人、そして色々な化粧品を使う人たちを調べた結果、最も肌が美しいとされた人は、修道女。 旬で質素な食事、祈りの日々、そして化粧品は一切使わず水だけ。 慌てて、この調査は公表されることなくお蔵入りとなった。 すべてはバランス。どれが良いってものは無いけれど、一つだけ確かなものがある。それは体が気持ち良いと感じるものを使うこと。 ![]() その一つの選択がこのボタニクスにあるのかもしれない。 ![]() 日本だとチェコの5倍~10倍もするというから驚いてしまった。 村の中には体験場もあり、子供たちがキャッキャ言いながら、石鹸やローソクを作っていた。 ![]() 身の回りにあるもの、普段使うもの、少なくて良いので、自分がワクワクするものを使えたらと思える体験だった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
神のビール2016-08-14 Sun 03:45
![]() プラハで一番楽しみにしていたこと、それは神のビールを飲むこと。 友人の言葉を借りれば、「宇宙一美味しいビール」らしい。 その伝説の店「金の虎」は、プラハ旧市街の路地裏にある。 営業時間は15時から夜中まで。でも16時以降はほぼ満席となるため、行くのであれば、15時前から並ぶことを釘を刺された。 14時45分に行くと、もう2人が店前で待っている。 15時の時点で店の前に20人。開店から30分で40人入れる店内は満席となった。 ![]() 席に座ると、何も注文せずまま、ビールが一杯運ばれてくる。 ![]() そう、ここはまさにワンコソバ状態。コースターで蓋をしない限り、どれだけでも無くなれば補充されるシステムなのだ。 ビールの銘柄は誇り高き、Plzensky Prazdroj。 それらをビールを注いで50年の職人が黙々と作り上げていく。 ![]() 一口飲んで、倒れた。 泡がまろやかなのは勿論、舌に乗る麦芽のまろやかさ。 ![]() 一杯160円。 目を瞑って、もう一度味に集中する。 やっぱり舌への残り方が凄い。丸い麦芽の玉が常に舌上でコロコロと転がっているみたい。鮮烈だ。 ![]() 宇宙ナンバーワンかどうかは分からないけれど、今まで114ヶ国訪れた中では、間違いなく白ビールではブッチギリ。脳裏には、ダビンチのウィトルウィウス的人体図が浮かんだ。苦味、酸味、旨味、キレなど、すべてが突出し、それらを結ぶと人体図のような丸い円が出来上がるのだ。 味を追及すれば、最後には円(えん)に行き着く。 まあるい味は、全ての人々の心を打ち抜くのだ。 ![]() 最初口に含んだ時が最も透明感があり、時間と共に苦みが多くなる。 ハラペーニョにブルーチーズを包んだ揚げ物、ソーセージに西洋ワサビ(ホースラディッシュ)と共に頂くと、悶絶せずにはいられな い。ビールって、こんなに美味しくていいのか・・・? ![]() プラハの旧市街に「神のビール」がある。 この味を知ってしまうと、ここから離れられなくなってしまう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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