夕燃2016-09-11 Sun 20:36
![]() ダブルレインボーが終わってからも、衝撃は続いた。 場所を変えて、見晴らしの良い高台へ。 ここからガイズラー山群を撮影する。 夕陽がゆっくり高度を下げるにつれて、山も鱗雲も黄金色に染まっていく。 ![]() やがてガイズラーの頂上部だけが深紅に照らされると、もう風景は異次元に。 ![]() まるで空が火事になってしまったかのよう。 あっちも、こっちも、全て燃やせるものは、染まっていく。 ![]() 「最初からこんなに凄くていいの?」 ガイズラー山群は、茶目っ気たっぷりに笑っているようだった。 ![]() 憧れ続けた風景を前に、毛穴の一つ一つで、清麗な風に乗ってくる草原の薫りを感じる。 ![]() 鳥たちが森へ帰っていく美しき姿を記憶の断片に留める。 そしてこの神々が作り上げた彫刻のような山々とドロミテ最奥の小さな村を、細胞で受け止める。 ![]() 僕は今、憧れたドロミテの真っただ中にいた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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