チエネーゼ2016-11-19 Sat 10:01
![]() 東京の夜、突然時間が出来た。 目を瞑って、誰と一緒にいたいかな、どんな料理を食べたいかな? ぐるぐる、ぐるぐる。 あっ、あの人の料理が食べたい。 すぐに連絡を取ると「いいねぇ、やろうやろう」ということで開催の運びとなった。 有楽町のビックカメラで前日の社員セミナーをして、日本旅行で来年の旅の打ち合わせ。終わって、日本橋駅から新宿、そして京王に飛び乗った。 6時40分。 玄関のドアを開けて、中へ。 「お久しぶり~」 そこには、いつも通りの天真爛漫、爆発するような笑顔があった。 「今日は東京のどのレストランよりもチエネーゼ(チエさんの作った料理)が食べたくって!」 「嬉しいわぁ~」 早速出されたのが、スペイン風焼き鳥。 ![]() まるで本場のトルコケバブのように何種類もの香辛料が混ぜられ、付け合せのヤツガシラにノックダウン。なんて豊潤な甘さ。聞けば、今が旬なのだという。 ![]() サラダはゆず風味で、アサリもふんだんに乗せられていた。 前夜、リクエストしたものは、今回も好物のイカスミ料理。今まで、イカスミリゾット、イカスミパスタ、イカスミパンなどなど素晴らしい料理を頂いてきたが、今回はオルソと呼ばれる麦飯で作ったスペイン風おじや。 ![]() 濃厚なコク、そしてバランスのとれたまあるい味に、心の中心がほっこりとした。 ![]() 集まったメンバーも素敵な面々。キャッキャと笑い合っていると、最後に更にもう一品。トランペットタケを主にキノコがこれでもか と入れられ、そこに目玉焼きとバルサミコ。 ![]() ビビンバのように崩していると、中からはなんと贅沢に海のミルク「カキ」が。 ![]() 旬のものを心を込めて作る。 これが最上の料理だと思うけれど、チエさんを見ていて昨日確信した。料理の神様がいるとすれば、誰に宿るだろう。 常にご機嫌様、そして料理のことだけを考え、後はなーんも考えない。すると、そこに絶妙の間が出来て、神が降りてこれるのだ。 まさにチエさんは料理の神様の憑代、御柱となっているわけだ。 だから、今回の料理も今朝まで何も考えない。降りてくるイメージを頼りに、次々と逸品が生み出されていく。 まさにチエさんしか作れないチエネーゼ。 今回も、至高の夜を有難うございました。 いのちを、御馳走様でした。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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