へっつきぼぼ2016-11-22 Tue 15:09
![]() 「へっつきぼぼ」 岐阜以外の人に言うと、必ず笑われる方言。 一般的には「ひっつきむし」や「オナモミ」などと呼ぶ。 今日はまさに小春日和。気温もぐんぐん上がり太陽が煌めいた。 カメラを片手に、周りの里山を散歩。 いつもの山道を上がると、ズボンがたちまちひっつきぼぼだらけ。 手榴弾のようなオナモミでなく、米粒を更に細くしたようなものがビッシリ。引っ張るとマキビシのような鍵状の棘が残る。 ふふふ、懐かしい感覚だ。 屈んでいると、小学生の頃の思い出が走馬灯のように蘇ってくる。友達と一緒によく山を駆け巡って秘密基地を作ったなぁ。 晩秋のもみじが深紅に燃え、足元はカキのような葉っぱ。空を見上げれば、赤、黄、緑、青と色彩のパレットだ。 ![]() そして山菜の王様「コシアブラ」が、レモンイエローに輝いた。 ![]() 「故郷」がある。それはなんて幸せなことだろうって、切に想う。 僕はこの山々に、この空気感に、ここで生きる人たちに育ててもらった。 ![]() 明日は午後14時から東京のクラブツーリズム本社で「イースター島」の講演をして仕事おさめ。ヨーロッパから帰国して2ヶ月。よく働き、よく遊んだ。さぁ、また撮影の日々に戻ろう。 明後日から、新たな旅が始まる。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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