ダイアモンドビーチ2017-01-08 Sun 09:20
![]() 氷河を真上から撮影すると、見たことのない風景が広がった。 グレイシャーブルー。僕の一番好きな色合いだ。 夕陽が水平線に落ちていく。 クリスタルのような氷河の先端に、その赤色が浮かびあがる。 ![]() 海辺に打ち上げられた無数の氷たち。 それらはまさにここが「ダイアモンドビーチ」と呼ばれるに相応しい光景を作り上げていた。 ![]() 夜空に三日月が昇ってきた。 ザザーン、ザザーン。 黒砂に海水が浸み、寄せては返す波の音がいつまでも、鮮烈な空気の中を震わせていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
氷の炎2017-01-08 Sun 09:18
![]() 「アイスランドを一枚の写真で表すには?」 この旅が始まってから、ずっと考えていた。 冬のアイスランド、さぞ寒いと想像されている方も多いが、実は北海道よりも寒くない。 現在最高気温は5度くらい、最低も-5度くらい。 ![]() 理由はいくつかある。まず、アイスランドを東から西へ向かって流れる暖流の影響だ。 そして火山で作られた島らしく、至るところに地熱が湧き出て、白い煙を上げている。 首都のレイキャビークの語源が「煙を吐く湾」と言えば、いかに多いのか分かるだろう。 そしてヨーロッパ最大の氷河も、ここアイスランドにある。 ![]() つまり、この島の魅力は、相反する氷と火が同居しているということ。それらを一枚で表すにはどうしたら良いのだろう? 夕陽に染まる浜辺を歩いていた時、ふとイメージが降りてきた。 ![]() 足元に転がる、冷水に洗われた氷河の氷。この中に夕日を映し込んで火をイメージ出来たら。 ![]() まずは、自分なりの「完成のイメージ」を大自然に伝える。 後は心を空っぽにして、シャッターを切るだけ。 「氷河の中で燃え盛る炎」 ![]() まさにアイスランドの一枚が出来上がった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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