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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

最後の地

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大好きなあんちゃんご夫妻と一緒に、名古屋の「ひじり」で食事を頂く。
なかなか予約が取れない店らしく、最初からワクワクさせられる。
湯葉のアン肝醤油がかけられていたり、タラコの上に空豆など、斬新な組み合わせ。
もちろんお魚はアオリイカの上に墨塩や、プリンプリンのボタンエビがフキの葉っぱに乗せられて。
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締めはスッポン汁の蕎麦。
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そして昨夜は母方の実家から、牡蠣が50個ほど届いた。
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岐阜からは柿を、宮城からは牡蠣をと山と海の物々交換。
三陸沖の立派な牡蠣は、まさに海のミルク。
さぁ、体にたっぷりの栄養が回ったので、充電完了。
これからポリネシアの旅最後の地へ向かう。
イースター島、タヒチ、ニュージーランドと来れば、残るはあそこしかない。
色眼鏡をかけず、まっさらな状態で、丁寧に向かい合ってきたいと思う。
皆さま、行ってきます!
             ノムラテツヤ拝
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龍の眠る町

01-19 (1)

450年前、一人の男が岐阜へ入場した。
戦国武将の織田信長だ。
その時この地はまだ井ノ口と呼ばれ、金華山のてっぺんに立つ城は「稲葉城」。
そこに信長は妻の濃姫と共に10年の歳月を過ごした。
世界中を旅したポルトガルの宣教師ルイス・フロイスの記述にこうある。
「ポルトガルやインド、日本の他地域で宮殿や居館の中で、最も精巧かつ豪華な作りで、信長の宮殿は非常に急峻な山に建つ」と。
久しぶりに青空が広がったので、麓から駆け足で岐阜城まで登った。
途中、赤い実をつけた「たまみずき」が、森を彩り、まるで紅葉のよう。
01-19 (3)

金華山の頂に立ち、久々に岐阜を見下ろすと、長良川という龍が町を貫いていた。まさに臥龍、「龍の眠る地」と呼ぶに相応しい。
01-19 (2)

信長は天下統一を夢みながら、この地を名前から変えていった。
岐阜の岐は、武王の生まれた岐山から。阜は孔子の生まれた曲阜から。
つまり文武両道の町にしようと、岐阜と名付けた。
そして楽市楽座をてがけ、日本有数の活気ある町を作り上げた。
ルイス・フロイスに信長がかけた言葉がまた良い。
「岐阜へは何度も訪れよ」
             ノムラテツヤ拝
01-19 (1)-2
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