写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

銀河のせかい

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ずっと夢見ていた風景があった。
無風の夜、天の川が弓状に夜空にかかり、塩湖の水面に星々が映り込む。
そこに自分が立って、地球創生のような太陽が現れる。
一年の内に数日しかこの完璧な状態は訪れない。
暦を計算し、星の動きを読み、選んだ日。
その時間は深夜の2時に訪れた。
特別なレンズを使い、少しばかりテクニックを使ってシャッターを押し、指定の場所へ自分も入る。
ノイズリダクションをかけ、液晶に浮かび上がった写真に、僕は震えた。
僕たちは銀河の中で生かされている。
宇宙創生と共に地球が産み落とされ、様々な生命体が産まれた。星々は今この瞬間を輝かせ、銀河もまた日々拍動している。
「銀河の中で生かされている」
それを肌で感じた人は、この惑星をさらに愛し、敬意を払うようになる。
それはきっと、「天の川」という銀河の揺りかごに抱かれたから。
天の川のトンネルの先には、まばゆい光が。
僕は今、ウユニ塩湖の中心に立っている。
             ノムラテツヤ拝
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ウユニのたび

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最初に出かけたのは、もう20年ほど前。
ボリビアの首都ラパスからおんぼろバスで丸一日。洗濯機に放り込まれたかのように上下左右に揺すられ、ウユニの村に着いた時には砂塵で髪が金髪になっていた。
今から7年前、この路線に革命が起きた。
アマゾナス航空が新規参入し、軍の施設の空港を借りることで、ラパスからウユニまでをたった45分で結ぶようになったのだ。と同時に、ユニクロのCMにウユニ塩湖が採用されることをきっかけに、人々も押し寄せ、今では南米屈指の観光地になった。
12月~3月が雨季。それ以外は乾季。
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乾季は雲一つ出ず、一面の銀世界。雨季は水面にすべてが反射する鏡面世界が現れる。
最終着陸態勢になると、向かって右側にウユニ塩湖が見えてきた。
僕は死ぬまでに、必ず世界193ケ国に足を踏み入れる予定だけれど、どうしても愛する場所には何度も通い続けてしまう。
パタゴニア23回、ペルー22回、イースター島18回、ウユニはこれで通算9回目だ。
雨季らしく、塩湖の西側がすべて水に浸っている。
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さて、今年のウユニ旅は、どんな絶景を見せてくれるのかしら?
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飛行機は3800mの小さなウユニ空港へと吸い込まれていった。
              ノムラテツヤ拝
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