写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

命日

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としさんが亡くなって、もうすぐ一年になる。
「てっちゃん、一緒に祈ろうか」
ひろちゃんが、としさんの遺骨を手のひらに置いた。
としさんの分身は、ウユニの風に乗って、大空へ飛び、舞った。
あの大きな笑顔を思い出すだけで、今でも胸が締め付けられる。
でっかい、でっかい、打ち上げ花火のような人だった。
http://fieldvill.blog115.fc2.com/blog-entry-2724.html
夕日が、まるで海へ吸い込まれていくように、塩の湖へ溶けていく。
テルテル坊主のようになったかと思いきや、最後はグリーンフラッシュ。
幸福の緑の光が輝いた。
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「としさんの仕業ですね、きっと」
「あいつならやりかねないな、神様を脅して、最高の夕日を出せって」
やがて背後の雲が焼けてくると、周りの空気がピリピリと張り詰めてきた。
どうしたんだろう?
振り返ると、僕たちは一瞬で固まった。
そこには大きなフェニックスが飛んでいたのだ。
としさんがあの世から不死鳥となって、こちらを見下ろしていた。
ダメだ・・・
僕はただ見上げ続けた。
そうじゃないと、涙が溢れて止まらなくなってしまうから。
            ノムラテツヤ拝
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