銀座トークショー2017-06-30 Fri 23:04
![]() ソニーがミノルタのカメラ部門を吸収して10年。 そしてα9が発売されたことで、時代が完全に変わった。 2017年5月の月間販売台数売り上げ(ヨドバシカメラやビックカメラなど量販店)も、ニコン、キャノンを抜いてついにトップへ。 これからもソニーは躍進を続け、いずれソニーのトップシェアが当たり前の時代となっていくのだろう。 α9によって、職業写真家(写真だけを撮影するプロカメラマン)がいなくなると以前の記事に書いた。それはカメラだけの世界で はなく、AIが出てくることで様々な仕事が激変していく。 変わっていくものと、変わらないもの。それらを学び、自分を変化させていくことで、時代は流れていく。 α9を使うことによって、今まで見えない世界が見えてきた。 それらを、来週の7月8日に銀座ソニーストアで存分に話したいと思う。 「野村哲也氏のスペシャルトークショー」 α7/α9で撮る究極の絶景-地球の息吹を求めて- α7/α9の出現で、今までの撮影方法がガラリと変わりました。 「もっと自由に、楽しく、美しく」。 αならではのテクニックと表現方法をお伝えします。 世界中に散らばる「究極の絶景」。世界120ケ国以上訪れた写真家・野村哲也氏が、その宝石のような景色を存分に紹介します。 参加費は無料(先着30名)、申し込みは下記よりお願い致します。 https://ers-sony.secure.force.com/Academy/pageAcademyEventDetail?e=TS0003&p=S002&m=TS00030001&s=29 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ひとつのゆめ2017-06-30 Fri 17:53
![]() 「やりたいことって、何だろう?」 僕にとってそれは、「場」を作ること。 周りの人たちが、ただひたすら笑い合う場を作ること。翌朝目覚めた時に、一切話していたことは覚えてない。でも、よく笑ったな、ということだけは覚えているような時間を作り上げること。 今年はハワイの溶岩滝と会えたことで、大きな夢のひとつが見えてきた。 世界中のプロが集う、世界一ナショナルジオグラフィック・フォトコンテスト。 http://travel.nationalgeographic.com/photographer-of-the-year-2017/gallery/week-2-all/22 まずは週ごとに、編集者が写真を選び、最期はナンバーワンを決める。それに勝ち残り、雑誌ナショナルジオグラフィックの12ページのグラビアを取りたい。 企画は、もう出来ている。そしてそこで得たギャランティを元にして、僕が憧れて止まない南アフリカのフランシュフックにあるワイナリー「О」を買い取りたい。そして、そこのオーナーになりたい。 ![]() 世界中からいつも仲間が遊びに来て、僕はこう言ってワインを出す。 「コレ、今年出来たうちのワインだけれど、良かったら飲んでみて!」 ![]() この言葉を言いたいがために、オーナーになりたいと思う。 みんなが笑い合う場を作り、心を込めてアテンドする。そして、新しいものを入れたくなったら、世界中に散らばる友人のところでアテンドしてもらう。 そうやって、笑いの場で世界中を覆っていけたら。 それが、僕の大きな一つの夢だ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
小野くん2017-06-30 Fri 17:48
![]() 地球を大きく遊び、自分の心を広く使っている人が好き。 同年代で、逢ってみたい男性がいた。 ペンギンのぬいぐるみを着て南極をマラソンしてみたり、忍者の恰好で北極を駆け抜けたり、今はエンデュランス馬術競技の日本代表だったり。 やってることがよく分からない。でもなんだか話を聞くだけでワクワクする。 小野裕史(おのひろふみ)、42歳と同年代の彼と、赤坂の焼き鳥屋で待ち合わせた。 ほっそりした体躯から、静謐なエネルギーが、バランスよく出ている。 乾杯するなり、彼は20分ほどマシンガンのように話し続けた。彼の話す癖や首の曲げ方などを観察していると、「神」という言葉が頻発することに気づく。人類初、誰もやっていない、神の目線なども好きなワード。 札幌屈指の高校を出て東大理学部へ。教授が面白いからと大学院を出て、数々の企業を立ち上げる。道なき道をこじ開け、そこが安定してくると、会社を別の人へ売り、また新たな面白いことを目指す。つまり最前線で突き進むことが最もワクワクし、その後の永続させることには興味がないのだ。 「僕は神様にはなれません。だって神さまがすぐそばにいるから」 小野くんの奥様が、まさに神なのだという。彼にも負けない奥様のエピソードに笑いながら、反面、僕は面食らっていた。 自分の周りにも、冒険家はごまんといる。でも、みんなスポンサー探しに躍起になり、本当の自分のしたいことをしたいだけやっている人はあまりに少ない。 小野くんは自分の冒険を、全て自分のお金で賄い、奥様の一言「その夢にかかった同額を振り込みなさい」で、せっせと奥様の口座へ振り込む(笑)。 ワクワク、ドキドキすることを大切にし、自分のやりたいことを流れに乗せていくことは、ヴィジョンと気持ちのバランスが大切になる。自分なりにそう考えて大切に歩んできたつもりだけれど、生まれて初めて自分と似ている男と出会った。 最初からその前兆はあった。人間、動物、自然、その間に隔たりは一切ないけれど、それぞれ周波数のようなものを持っている。そこに自分の波を合わせていくことで、彼らの持っている考えや情報が流れ込んでくる。 でも、小野くんとは逢った瞬間から、彼の考えてることや想いが手に取るように分かった。まるで脳が透けてみえる感じだった。 小野くんの話を聞きながら、想いを具現化することを再確認させてもらった。 そして折角ご縁を頂いたのだから、これからも時間を作ってお互い面白いことを共有していこうと握手を交わした。 人生は絶妙だ。そして地球はいつも驚きに満ち溢れている。 「今夜はテツヤが2人いたね」 横にいた妻が、ポツリと呟いた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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