しなやかな木2017-07-29 Sat 05:59
![]() エネルギーは上へ上へ。 足場の根っこが張れたから、後は天に輝く太陽を目指すだけ。 昨日の朝は1位と200票差だったのを、夜中の11時くらいに逆転。その後、一進一退の攻防を続け、現在は溶岩滝が2270票で、ハチドリが2332票。その差は約60票差。 http://travel.nationalgeographic.com/…/peoples-choice-all/15 一位に躍り出た時に、「現状維持」、「なんとかこのまま」と周囲からの声が届いたが、僕はそんなのは嫌。 人生は波のようなもの。世界中から応援してくれる全員のエネルギーもまた然り。 一昨日よりも昨日、昨日よりも今日と、その振れ幅を大きくさせながら最終日の8月1日13時まで攻めて攻めて攻めまくりたい。 そして心を全開させ、気持ちをすべて放出し、てっぺんを目指して楽しみたいと思う。 「深い根が張れた!」 そう昨日書かせてもらった通り、どんな風が吹いても倒れないしなやかな一本の木を目指します。 今日も一日が始まります。 皆様の熱い一票を、どうぞお願い致します。 http://travel.nationalgeographic.com/…/peoples-choice-all/15 新たに投票して頂ける方は、ナショナルジオグラフィックの新規メンバー登録が必要です。 Facebookからの登録方法 http://fieldvill.blog115.fc2.com/blog-entry-3106.html メールアドレスからの登録方法(携帯会社のメールでは不可) http://fieldvill.blog115.fc2.com/blog-entry-3103.html もし分からない方がいらっしゃれば、登録のお手伝いは出来ますので、fieldvill@gmail.comまで連絡して下さい。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
根張り2017-07-28 Fri 19:50
![]() 1位2116票、2位2063票。その差は53票。 http://travel.nationalgeographic.com/photographer-of-the-year-2017/gallery/peoples-choice-all/15 7月21日から始まった投票は8月1日13時に終了する。 投票は1日1回、一日の区切りは、日本時間午後13時~翌日の13時まで。 今日でちょうど一週間。ひたすら、根を張り続けてきた。深く、深く。 昨夜その根が、ようやく地中に根付いた。 さぁ、これから幹を伸ばそう。 そして8月1日の13時には、大輪の花を咲かせたいと思う。 最後まで、一瞬たりとも手は抜きません。 皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。 投票ページは以下より http://travel.nationalgeographic.com/photographer-of-the-year-2017/gallery/peoples-choice-all/15 野村哲也拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
撮影秘話2017-07-27 Thu 10:47
![]() 今年の初めにハワイ島を訪れた時、現地に住む親友が、僕に会うなり言った。 「のむらくん、死ぬかもしれないけれど、好きそうな現地ツアーがあるよ」 話を聞くと、数日前に大きな岩が崩落し、そこから溶岩が海へ勢いよく流れ落ちているという。 そこにボートで近づくというんだから、確かに死にそうだ。 何かを判断するとき、僕は一つだけ大切にしていることがある。 「どちらの方がワクワクするか?」 もちろん答えは明白だった。 夜明け、僕たちはボートに乗り込み、20キロ先の崩落現場まで船を走らせた。 闇の中、オレンジ色の光がどんどん近くなり、海から上がる蒸気が見えてきた。 残り200mを切ったところで、カメラの異変に気付いた。 ソニーのカメラα7RⅡに、70-200mmGMレンズで撮影しようと用意していたら、何故か電源を入れてもAFが駆動しない。マニュアルで取るにしても、まだあまりに暗いのでリスクがある。 100mをきった。 仕方ない。もう一本のレンズ、24-70mmGMレンズに切り替えた。 20mを切ると、溶岩の滝が地球の血管のように見えてくる。そして海面からは爆発的に煙が上がった。 レンズが突然見えなくなる。慌てて前面を見ると、熱くてレンズが曇ってしまっていた。 拭いてシャッター、また拭いては撮影の繰り返し。 溶岩滝にあまりに近づき過ぎて、火傷しそうになる。もう10mをきっているだろうか。 有毒ガスで涙がとめどなく溢れる中、ふっと闇の海面を輝かせる溶岩の反射に気づいた。 船から身を乗り出し、手を下に伸ばせるだけ伸ばす。背面の液晶を見ながらピントを合わせ、海面すれすれからシャッターをきった。 海面の赤い光、そして水蒸気が奇跡的に止んだ一瞬、稲妻のような滝が海面へ飛び込んでいった。 「写真は自分が撮るものではなく、撮らせてもらうもの」 まさしく写真の神様が撮らせてくれた一枚だった。 もし最初に70-200mmの望遠レンズが壊れてくれなかったら、僕はこの引いた写真は撮ることが出来なかった。もし70㎜域で撮っていたとしても、重くて手ぶれしていただろう。 この時の撮影の模様(動画+文章)は、下記で見ることができる。 http://www.sony.jp/ichigan/a-universe/news/122/ 僕の力ではなく、何か大きなるものに撮らせてもらった写真だからこそ、最期まで面倒をみたい。 折角、世界一のナショジオフォトコンテストPEOPLES-CHOICEにエントリーして貰えたのだから、日本代表として、日の目を見させてあげたい。 http://travel.nationalgeographic.com/photographer-of-the-year-2017/gallery/peoples-choice-all/15 だからこその一票を、どうぞ、どうぞ宜しくお願いします。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
飛翔2017-07-27 Thu 07:07
![]() 溶岩滝は2位1325票、ハチドリが1位1556票。 http://travel.nationalgeographic.com/photographer-of-the-year-2017/gallery/peoples-choice-all/15 強いなぁ、1位のミドリハチドリさんは。 人気の秘密はやはり構図にある。僕たち仏教国の人はあまり気づかないが、世界の人たちは、ハチドリの体と羽で十字を構成し、上部の花が血。つまりイエス・キリスト、聖杯ならぬ聖鳥に見えるのだと思う。 ペルーのアマゾン地帯で逢ったハチドリも綺麗だったな。 ハチのような「ブーン」という羽音をたて、毎秒約55回以上羽ばたくことで空中で見事なホバリング。 花の蜜まで最短で飛び、また一瞬で飛び去っていく。青、紺、コバルトブルーの配色。大きさはたったの8センチしかなかった。 今日も日本中、世界中からの投票で、このハチドリに近づきたい。どうぞ宜しくお願い致します。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ヨガ熊2017-07-26 Wed 09:50
![]() もう一度、ナショジオからのメールを読んでみる。 ナショナルジオグラフィックの編集者は今年のPeople's Choice賞の候補としてあなたの写真を選びました。 おめでとう!このリンクを共有し、他の人々を招待し、あなたの写真に投票してもらって下さい。 http://travel.nationalgeographic.com/photographer-of-the-year-2017/gallery/peoples-choice-all/15 Our editors here at National Geographic have chosen your photo as a candidate for this year’s People’s Choice awards. Congratulations! Share this link and invite others to vote for your image: http://travel.nationalgeographic.com/photographer-of-the-year-2017/gallery/peoples-choice-all/15 やっぱり、このPeople’s Choice賞は写真の祭りなんだと思う。 1位1095票、2位962票 投票が始まって以来、世界中のナショジオメンバーの方から、激励メールが届く日々。 「この写真が賞を獲ることを信じています」 英語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語に中国語で。そして頭を悩ませながら、返信を書く。 日本中、世界中に散らばる友人たちも動いてくれ、自分がいかにお世話になっているのかを再確認させてもらった。 一人では決して生きていけない。みんなどこかで人と、命と関わりながら、日々が進んでいく。 芸術の分野もしかり。 知っている人、知らない人、そしてこれから出会う人。そのすべてが大切なんだと思う。 時間に追われ、せかされることで、感覚が麻痺してくる。 目を瞑って、あの知床での日々を思い、そこに気持ちを飛ばす。 そう、あの海辺で出逢った熊のように、足を延ばして、手を広げて、今を慈しむこと。 出来ることは最大限やる。 でも、今この瞬間に感謝する気持ちだけは持ち続けないと。 今日も出来ることをコツコツと。 写真は知床で出会ったヨガ熊。可愛かったなぁ。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |