あじさい坂2017-07-06 Thu 17:23
![]() 鎌倉の撮影では、花の全方向からの見方、光の捉え方をレクチャー。 ![]() 参加者の皆さんは、見事な吸収力でそれらを実践していった。 ![]() 曇っていた空も、一気に青空へ。 ![]() 太陽光が降り注ぎ、一緒に写真に封じ込めた。 ![]() 撮影会が終わってから、希望者と共に紫陽花寺の明月院へ。 日曜日だったけれど、並ばずに入れて、閉園間際には有名な紫陽花の坂に誰も人がいなくなった。 ![]() 紫陽花と天へ昇っていく一本道。 ![]() そこには間違いなく、静謐な旬という時間がたゆたっていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
写真のちから2017-07-06 Thu 16:08
![]() 今日は朝から原稿を3本書き上げ、土曜日のトークショーの準備も終えた。 溜まっていた雑務を片っ端からかたずけ、8月からアテンドするペルー旅の予定表や参加者リストも作って送った。 なんでだろ。いつもよりも仕事が早い。 外から入ってくるそよ風に、肩をトントンと叩かれる。振り向いて空を見上げると、ダメ。 やっぱり涙が溢れて止まらなくなる。 しげるさんに「コラッ、シッカリしろ」と怒鳴られたいな。 昨日は三兄弟とも話し、しげるさん最後の秘話を聞き、ここまで涙って出るんだと泣きじゃくった。 「とうさんの子供で良かった。本当にさ」 次男としくんの言葉に、胸が締め付けられ、涙は滝に。 「迷惑ばかりかけてごめんな」 繁さんが亡くなって3分後、としくんが耳元でそう呟くと、心電図に一つ二つと山が出来、また平らになった。 病室には、最近撮られた写真がプリントされ、それらが積み重ねられていた。一枚、一枚見ていくと、写真の力を感じた。 一番素敵な写真家はプロじゃない。一番身近にいる人だと思う。 その人がシャッターを押すとき、慈しみと愛情に抱かれた空間が作られ、穏やかで力強い写真が生まれる。 限りなく優しく、だからこそ、限りなく強い。 しげるさんが旅館で倒れる1時間前に撮られた、長男のりさんの写真は、そんな愛情深い時間が封じ込められていた。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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