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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

フクロウの森

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今日も夜の森を彷徨う。
この川の何処かにいる。鳴き声が聞こえ始めた。
息をひそめて待つ時間、これが動物写真家たちの醍醐味だろう。
一体どんな顔をしているのか? 
これからどんなドラマが始まるのか? 
それらを想像して、手に汗を握る。
今日も颯爽とアイヌの神様が夜の川へ降りてきた。
平均寿命は30年、繁殖率は50%と非常に高い。
でも、一つの川に1羽のオスとメスの番だけしか住むことはない。
一年間で5000匹ほど魚を食べるシマフクロウ。だからこそ、一本の川が生命線となる。
一匹、二匹と今日もヤマメとオショロコマを狙う。
水しぶきが弾け、命のやり取りに終止符が打たれる。
魚からは一条の血が滴り落ち、二回喉をならして、飲み込んだ。
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シマフクロウが生きていける美しき川と森。
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それらが永遠に続くように僕は手を合わせた。
             ノムラテツヤ拝
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想いの力

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想いの力、祈りの力は確実にあると信じる。
投票が始まって以来、体が急に変調した。
最初は自分の気持ちが高ぶっているから、無意識で緊張しているから? そんな風に思っていたが、3日、4日とたってくるとそれらが違うものだと確信する。
人間とは、つまり地球を闊歩する「いのちのアンテナ」なのだ。
皆の周りにご縁という網が張り巡らされ、それらによってまるで投網のように地球はまあるく、くるまれている。そして誰かが誰かを想う、そして祈ることで、アンテナに「氣」が集まってくる。それが一人、二人と多くなり、やがて数万人以上になると、僕の体は24時間汗が出て、体の奥底からマグマがたぎっている感じになる。そう、まるでドラゴンボールのスーパーサイヤ人になったみたい。体の周りに火のようなエネルギーがブンブンと放出されるのだ。
最初の頃はその力をまったくコントロール出来ずに苦労したけれど、ようやく6日目以降に、+の力へ変換することが出来た。
アンテナに気が集まるのであれば、それらを僕だけに留めるのではなく、世界中に散らばるアンテナへ流すこと。そのお陰で、循環が始まり、前を走る1位を追う準備が整った。
命って、本当に面白いと思う。
そして誰かが誰かを想う力って、本当に深く、静謐で、また最大の力なのだと身をもって体験させてもらった。
多くの人から「残念だったね、肩を落とさず」とメールや電話を貰うけれど、ここで学べたことを次に生かせると思うだけで、僕は今、ワクワク、ドキドキしています。
「写真の祭典」にまた来年もエントリー出来るよう、日々大切に精進します。
この美しき地球に生かさせてもらうって、何て有難いことなんだろうと、腹の底から想うこの頃です。
              ノムラテツヤ拝
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