桜鱒の故郷2017-08-11 Fri 16:59
![]() 清流に生きる美しき魚ヤマメ。漢字で書くと山女となる。 それらが川を下り、海へ出る。たっぷりと栄養を取ると共に顎がでっぱり精悍に。 ヤマメからサクラマス(桜鱒)に名が変わる頃、産卵のために川を遡上し始める。 新緑に映える落差3.7mの滝を、6月~8月にかけてサクラマスが飛翔するのだ。 森の中を歩いていくと、シャーシャーと滝の音が響いてくる。 そこに集まるカメラマンたち。 すみません、すみません、と何とか場所を開けてもらい、まずは見る。 最初からカメラを構えてということは、あんまりしない。 自然はリズム。そのリズムを捕まえない限り、同調させない限り、理想の写真にはならない。 一匹、また一匹と、見事な桜色の鱒が滝の中腹を目指し、押し返される。 出てから、宙で一瞬止まる。 何度かシュミレーションすると、ようやくリズムがつかめてきた。 まさに森、滝、そして桜鱒の重奏だ。 カメラの設定を変えて、体の力を抜く。そして目の前の自然に心を入れていく。 波を合わせていく。 来たっ! 大きなサクラマスが宙へ飛び、大きな滝を越えていった。 在りえないほどの大きな壁が目の前に現れようとも、がむしゃらに、愚直に全身の力を空へ向けて放つ。何度失敗しても諦めない。 その先には、愛する故郷が待っているのだから。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
湘南撮影会2017-08-11 Fri 09:17
![]() 有難いことに、オーロラツアーは定員の20名になりました。 これからはキャンセル待ちとなりますので、どうぞ宜しくお願い致します。 今日は国内の写真ツアーを告知させて下さい。 期日は10月7日(土)~8日(日)の2日間。 初日は鎌倉のカルチャースペースで座学、そして江の島や茅ヶ崎の湘南を撮影。翌日は銀座で講評となります。 https://ers-sony.secure.force.com/Academy/pageAcademyEventDetail?e=ACDG1&p=S002&m=ZZ-G173QACDG1ZZ&s=18 ページの上部には、「αの学校ってどんなところ?」の撮影体験レポートもありますので、併せて御覧ください。 ![]() 秋になり、富士山も美しくなる季節。 以下のページから予約できますので、ご縁のある方は是非参加して下さいね。一緒に、大きく楽しみましょう! ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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