ウォンさん2017-09-28 Thu 10:08
![]() 盛岡での講演会は、ウォン・ウィンツァンさんとのコラボだった。 NHKに数多くのピアノ曲を提供し、あのダブルミリオンセラーアルバム「feel」にも採用された。 上下純白のいでたちで現れ、真っ白いピアノの前で首を振り、体を揺らした。 一瞬の静寂の後、透明感あふれる音符が紡がれた。 最も感動したのは、こころの時代のテーマソング。 https://www.youtube.com/watch?v=2TdZ_tS75aU 首を振り、体を揺らすのが、音へ入るルーティーンなのか。ゆっくりと我が消えていく。体全体が音色になっていく感じ。 ドレミファソラシ の七音が七色に輝き、ウォンさんの白い服を染めていく。 自分のやりたい方向を、ウォンさんは体現していた。 終わってから聞いてみると、教えてくれた。 「瞑想をすると副交感神経が活発になります。でも音楽を奏でるのに必要なのは交感神経。そのバランスを取れるように、何度も試みました」 やっぱり、大切なのはバランスなのだ。 ![]() どちらが優位になり過ぎても崩れる。行ったり来たりしながら、自身を中道に乗せていく感じ。 旅のはじめに(にっぽん紀行テーマソング)では、まるで静寂の中、青い炎が燃えているよう。 静寂、また静寂の間を繋ぐように紡がれる音符たち。 今日は素敵なものを見せて頂きました。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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