江島の岩屋2017-10-02 Mon 17:39
![]() 江の島の頂には、スカイキャンドルと呼ばれる展望施設がある。500円払って登ってみると、葉山、鎌倉、藤沢、茅ヶ崎、平塚と湘南方面がぐるりと見渡せた。烏帽子岩と雲の上に顔だけを見せる富士山。 ![]() そこから更に島の突端へ向かうと、奥津宮(おくつのみや)がある。 ![]() グレーのネコがリラックスしていると思えば、突然鋭い視線で森を見つめる。 ![]() 夕顔を見ながら、石段を下りていくと、そこに岩屋があった。 ![]() 昭和46年以来長きにわたって閉鎖していたが、平成5年4月から再開とある。弘法大師が訪れた際には、弁財天がその姿を現し、ここが江島神社発祥の地と看板に書かれていた。 これまた全然知らなかった。 岩屋に入ると、ローソクが手渡される。 ![]() 与謝野晶子の句碑に出迎えられ、洞窟内には石造物が並び、その先に山梨県鳴沢村の風穴(富士山)に繋がると信じられていた一遍上人の井戸もある。 ![]() そして最も奥から、爆発的なエネルギーが押し寄せてくる。 ![]() ローソクの明かりで照らすと、そこには小さな祠と、狛犬の姿。 「ここが江島神社発祥の地」 西暦552年にこの地に鎮座したという。 ![]() そして驚くことに、右側の狛犬の手の先に、小さな狛犬が乳を飲んでいる。子供の狛犬も初めて見たけれど、授乳している姿、母性が始まりが発祥地を守っていることに、感銘を受けた。 僕は、こんな素敵な地に、住まわせてもらっているのだ。 手を合わせ、氣を受け、またそこに流した。帰り道、富士にかかる雲が焼ける。まるで神々が湘南に降臨したような光景だった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
江の島2017-10-02 Mon 10:29
![]() 灯台下暗しとはよく言ったもの。 藤沢に2年間、横浜に住み始めて半年以上になった。 湘南方面にはもう数えきれないほど訪れているが、観光地の江の島をじっくり観光したことは今まで無かった。 今週の土日に、ソニー主催のαアカデミーで、湘南&江の島撮影会が開催されるので、そのロケハンに出かけたら、とても心が動かされた。 https://ers-sony.secure.force.com/Academy/pageAcademyEventDetail?e=ACDG1&p=S002&m=ZZ-G173QACDG1ZZ&s=8 10月7日の土曜日は鎌倉会場で座学をしてから撮影を開始するので、まずは稲村ケ崎から富士を見て、曼殊沙華と太陽の七色の光を重ねてみる。 ![]() 海辺で岸壁に打ち寄せる波を高速シャッターで切り取り、陽光を浴びた。 ![]() 鎌倉高校前で、通称スラムダンクの踏切を見る。緑と黄の江ノ電が湘南の海をバックに、哀愁を背負って走っていく。 ![]() そして、目的の江の島へ。立派な鳥居をくぐり、参道を登っていく。 ![]() 最初に鎮座していたのは、辺津宮(へんつのみや)。 ![]() んっ?何処かで聞いた名前だな?と思い、御祭神を見ると、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)。胸がザワザワし始め、参拝すると、三体の天女の彫刻が刻まれていた。 ![]() 近くの地図を見ると、中津宮、奥津宮とある。間違いない。ここはアマテラスの子供たち多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)の三女が祀られる聖地であり、九州の宗像や中国の厳島と同じ流れを汲んでいるのだ。 知らなかった。 やっぱり何でも敬遠しないで、探検するべきですね。 中津宮(なかつのみや)は縁結びの神様なので、願いが書き込まれたピンクの札が、夫婦杉の下に所狭しと飾られていた。 ![]() ![]() さぁ、江の島の頂きへ向かおう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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