fc2ブログ

写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

江の島撮影会

DSC00208_20171008170938ffc.jpg

一週間前から天気予報はずっと雨。
週末の土曜日、江の島で撮影会があるので、何とか雨だけは・・・
と祈っていたら、参加者の皆様の強い念のお陰で、嘘のように晴れた。
鎌倉高校前の踏切で撮影し、それから江の島へ。
逆光の撮影の仕方を伝えると、みなあっという間に習得していく。
写真は感性と科学。だからその科学の部分を伝えると、みるみると腕が上がっていくのだ。
スカイツリーからの展望を楽しみ、この前感動した岩屋へ。
洞窟の中でも、ソニーのカメラなら三脚いらず。手持ちでブレることなく作品が産み出されていく。
洞窟の最も奥に鎮座する江島神社を見て、一同狛犬の子供に歓声を上げた。
岩屋の前に干潟のようなところがあったので、降りていってみると空や雲をしっかり映していた。
「江の島のウユニ塩湖ですね」
みんなで笑い合い、その鏡面張りにシャッターを押した。
DSC00248_20171008170937c49.jpg

帰り道は、江ノ電にカメラを向けると、体から発せられる熱でレンズが曇っていた。
構わず撮ると、メルヘンな列車となった。
           ノムラテツヤ拝
DSC00271.jpg
ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン人気ブログランキングへのクリックをお願い致します!以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます!
人気ブログランキングへ

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |

奇跡の鮨屋

DSC02336_20171008163047f31.jpg

鎌倉に度肝を抜かれた。
「行きつけの店があるから」とKさんに誘われ、訪れたのは長谷駅近くの「以ず美」さん。
店内に入ると、凛とした空気が漂い、木の香りがした。
ここは店内撮影禁止のお店。でもKさんが大将に頼んでくれて、特別に許可が出た。
まずは付きだしのホウレンソウに驚かされた。最初に出される料理は、お店の顔でもある。
そこにホウレンソウ。一口食べて、出汁を吸わせたひと手間の愛に打たれた。
DSC02342.jpg

白身ので巻いたミョウガ、ネギ、ニンジン、カボチャ。ほのかな甘みと歯ごたえが重なった。
DSC02354.jpg

イカにはユズがまぶされる。
DSC02358.jpg

甘鯛は熟成で出され、触感はヌルリ、味は二重にも三重にも舌に押し寄せてくる。
DSC02361.jpg

そしてシンコ。この時期にこんな大きなシンコが頂けるなんて。ヒカリモノに目がない僕はもちろん悶絶した。
DSC02364_20171008163124dd0.jpg

海老はまさに宝石のように光を発し、ブリンブリン。甘みという半透明の膜に包まれた。
DSC02371_2017100816312307c.jpg

マグロも熟成。トロも赤身も、味がすこぶる深くなり、トロントロン。
DSC02377.jpg

DSC02392.jpg

イケメンの大将が、冗談を交えながらテンポよく握る。
DSC02399.jpg

Kさんの美人奥様Rさんが「わたし、ここのアナゴしか食べられないの」と呟く。ドキドキしながら待っていると、その味付けと蒸され方が他のアナゴと一線を画していた。
ワタシガ タベテキタ アナゴハ イッタイ ナンダッタノカ?
頭にいくつもの?マークが浮かんでは消えていった。
DSC02403.jpg

イクラの輝きに見とれ、味の染み具合も格別だ。
DSC02420.jpg

最後の締めが、巻物。海苔もまたピッカピカ。
DSC02428.jpg

僕は、こんな風に醤油を殆ど付けない寿司屋を愛して止まない。
まるで、大将が鮨という交響曲と奏でているようだ。
お隣に座った御夫婦と仲良くなり、皆で夜まで盛り上がった。
DSC02440.jpg

鎌倉に奇跡の鮨屋がある。その名は「以ず美」。
            ノムラテツヤ拝
DSC02438.jpg
ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン人気ブログランキングへのクリックをお願い致します!以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます!
人気ブログランキングへ

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| ホーム |