fc2ブログ

写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

箱根二十湯

DSC04315.jpg

「箱根」の湯を愛している。
中でも白濁した泉質を持つ、仙石原と強羅は20代から幾度となく通い詰めている。
今回選んだ温泉Sは、大涌谷から引く源泉かけ流しの宿。到着するなり、すぐに浴衣に着替えて出かけた。
引き戸を開けると、そこには、少し青みがかった白濁温泉が。
入って顔を洗うと目に激痛が走り、飲むと驚くほど酸っぱい。体をさすると、ツルンと滑った。
浴室の泉質表を見てビックリ。S温泉のPH値はなんと2、箱根で最も酸性の強い温泉と書かれていた。まるで東北の名湯「玉川温泉(国内最高のPH1.05)」のようなのも頷けた。
箱根二十湯(湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯、姥子、小涌谷、強羅、大平台、宮城野、二ノ平、仙石原、湯ノ花沢、芦ノ湖、蛸川、大涌谷、湖尻、早雲山)に浸かってきたが、こんな泉質は初めて。
ここは間違いなく定宿になりそうだ。
DSC04298_20171202174128a78.jpg

体からは酸っぱい香りがプンプンと立ち上がり、それがまた僕を幸せにする。
          ノムラテツヤ拝
DSC04251_201712021741295bc.jpg
ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン人気ブログランキングへのクリックをお願い致します!以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます!
人気ブログランキングへ

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |

カレンダー採用

DSC02216_2017120217395496e.jpg

よっしゃぁ。
大きなプレゼンを勝ち取った。
近畿日本ツーリストの2018年度版カレンダーに、スイスのアレッチ氷河とイースター島の星空写真2点が採用された。
どんな風に印刷されるか、今からとても楽しみにしている。
さて、最近の悩みをひとつ。
僕は写真を撮るときに、一番気にしていることがある。
それは写っている写真に「空気感」と「透明感」があるかどうか?
15歳から本格的に写真を始めるようになって、27年間カメラやレンズと関わっているけれど、空気感は自分自身の在り方、透明感はカメラボディの特性が産み出すものだと信じている。
心をスッキリさせて、風景に自身の存在を没入させれば、その場の空気感が写りこむ。それに対し、透明感はカメラボディのバランスによるところが大きい。
最近やって来た新カメラもそう。設定を細かく絞り込んで映しても、薄い膜がかかったような僅かな淀みを感じる。現在プロサポートセンターにも相談しているが、何か解決策があれば良いのだけれど。
RAWから一枚一枚作り込めば、それに近づけることは出来るが、印刷や出版界の殆どはJPEGで済んでしまう。だからこそ、一発で早急に決める仕事の場合、安心して透明感が出てくれるカメラが必要になる。
今まで使用して透明感が出たカメラは、フィルム時代のニコンF3とF5、リコーGR、デジタル時代のニコンD3、ソニーRX1R、α7S、α7RⅡだ。新カメラが、早くその仲間入りをしてくれると良いのだけれど。
ノムラテツヤ拝
大DSC_3597
ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン人気ブログランキングへのクリックをお願い致します!以下のライオンボタンの上でクリックしてみて下さい。吠えます!
人気ブログランキングへ

テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |
| ホーム |