箱根二十湯2017-12-02 Sat 17:42
![]() 「箱根」の湯を愛している。 中でも白濁した泉質を持つ、仙石原と強羅は20代から幾度となく通い詰めている。 今回選んだ温泉Sは、大涌谷から引く源泉かけ流しの宿。到着するなり、すぐに浴衣に着替えて出かけた。 引き戸を開けると、そこには、少し青みがかった白濁温泉が。 入って顔を洗うと目に激痛が走り、飲むと驚くほど酸っぱい。体をさすると、ツルンと滑った。 浴室の泉質表を見てビックリ。S温泉のPH値はなんと2、箱根で最も酸性の強い温泉と書かれていた。まるで東北の名湯「玉川温泉(国内最高のPH1.05)」のようなのも頷けた。 箱根二十湯(湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯、姥子、小涌谷、強羅、大平台、宮城野、二ノ平、仙石原、湯ノ花沢、芦ノ湖、蛸川、大涌谷、湖尻、早雲山)に浸かってきたが、こんな泉質は初めて。 ここは間違いなく定宿になりそうだ。 ![]() 体からは酸っぱい香りがプンプンと立ち上がり、それがまた僕を幸せにする。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
カレンダー採用2017-12-02 Sat 17:40
![]() よっしゃぁ。 大きなプレゼンを勝ち取った。 近畿日本ツーリストの2018年度版カレンダーに、スイスのアレッチ氷河とイースター島の星空写真2点が採用された。 どんな風に印刷されるか、今からとても楽しみにしている。 さて、最近の悩みをひとつ。 僕は写真を撮るときに、一番気にしていることがある。 それは写っている写真に「空気感」と「透明感」があるかどうか? 15歳から本格的に写真を始めるようになって、27年間カメラやレンズと関わっているけれど、空気感は自分自身の在り方、透明感はカメラボディの特性が産み出すものだと信じている。 心をスッキリさせて、風景に自身の存在を没入させれば、その場の空気感が写りこむ。それに対し、透明感はカメラボディのバランスによるところが大きい。 最近やって来た新カメラもそう。設定を細かく絞り込んで映しても、薄い膜がかかったような僅かな淀みを感じる。現在プロサポートセンターにも相談しているが、何か解決策があれば良いのだけれど。 RAWから一枚一枚作り込めば、それに近づけることは出来るが、印刷や出版界の殆どはJPEGで済んでしまう。だからこそ、一発で早急に決める仕事の場合、安心して透明感が出てくれるカメラが必要になる。 今まで使用して透明感が出たカメラは、フィルム時代のニコンF3とF5、リコーGR、デジタル時代のニコンD3、ソニーRX1R、α7S、α7RⅡだ。新カメラが、早くその仲間入りをしてくれると良いのだけれど。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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