コブハクチョウ2017-12-07 Thu 16:35
![]() 大きなコブハクチョウが悠々と山中湖を進んでいた。 バックには真っ白く化粧した美しき富士。 浜辺へ降りて、少しずつ近づいていく。 ライチョウや牛と話せることは以前に書いたが、実は白鳥とも相性が良い。彼らと同じ鳴きまねをすると、一斉に皆、僕を見つめた。 あとは、毛づくろいしている隙に近づき、顔を上げたら微動だにしない。その繰り返しで、もう20センチのところまで寄って来た。あと10センチ。ここからは広角レンズで更に寄る。 ![]() 次の瞬間、白鳥が体を大きく揺すり、羽ばたいた。カメラに羽が当たり、そこから生まれる風を受け、僕はよろめいた。 ![]() 見上げると、コブハクチョウは僕を見下ろしていた。 背後の太陽が、まるで後光のように見えた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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