マンマの店2018-01-03 Wed 21:22
![]() まさか・・・ ミャンマーってこんなに美味しい国だなんて。 地元民が愛するマンマの店を教えてもらい、昼に出かけるとガラガラ。門構えも民家のようで、ちょっと気持ちが萎えた。 ![]() 水のようなミャンマービールを頼み、小粒のピーナッツをつまんでいると、春巻きが登場。これに手前味噌の、青唐辛子、赤唐辛子、ニンニク、魚醤を付けると、殴られたような衝撃を受けた。パリパリの皮の中には野菜の甘さと唐辛子の辛さが混然一体となり、うまみ汁が溢れ出す。 ![]() ![]() 目玉焼きが乗せられた特製焼きそばも魚醤が八角が隠し味で使われ、黄身の甘みがさらに味を引き立たせた。 ![]() ナスのグリーンカレーは、もう芸術品。まるでスープのようにトロトロに煮込まれ、仄かにナスの味が立ち上ってくる。あまりの攻撃に倒れそうになっている ![]() と、マンマから食べてみてとマンゴーのサラダが出された。 パパイヤのサラダはよく食べるが、マンゴーは・・・。一口入れると、少しだけしんなりとしているがシャリシャリの食感。ピーナッツ、天かす、マンゴーの皮をスプーンに乗せて啜ると、目の前が真っ白になった。 なんだ、この複雑な絡み合いは。ピーナッツの上品な甘みと天かすの油分、そこに新鮮なマンゴーが絡まることで、心の幹がジーンと響き始める。そして次の瞬間、まるで祈りのような無我の境地に至った。 脳にはエンドルフィンが溢れ、頭がシバシバと点滅する。 ミャンマーのバガンにマンマの店がある。生涯忘れられない店になるだろう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
バガンの力2018-01-03 Wed 18:56
![]() 凛と張り詰めたバガンの朝、気球がひとつ、またふたつ。 「シュゴー、シュゴー」っと着火させ、上へ上へ。 3000以上の仏塔がある聖地は、噂通りの絶景だった。 バガンは15年前のアンコールワット(シェムリアップ)を彷彿とさせる。観光資源は一級だけれどまだ粗削り、でもそこが大きな魅力。このままでいて欲しいけれど、きっとシェムリアップのように大観光地になっていくのだろうな。ミャンマー人はとってもラオスに似ていて、穏やかで優しかった。 若い学生さんが歩いてきたので写真を撮らせてもらう。これからどんな人生を歩んでいくのかな? 自分に真っすぐ、ご機嫌で、良いふうに進んでいくことを祈っていますね。 ![]() 日の出と共に、白い仏塔がひと際輝いているのが見えた。 ![]() 今日はあそこへ行ってみよう。風の吹くまま、心のおもむくままに。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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