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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

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日本に数多あるラーメン屋。その中でミシュランの星を獲得しているのはたった一軒しかない。
「Japanese Soba noodles 蔦」
巣鴨駅近くの福音館書店で打ち合わせした帰り道、蔦の門を叩いた。整理券を渡し並ぶこと20分。塩ラーメンしか食べない僕は、もちろん「塩そば」を注文した。
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出てきたそれは、黄金のスープに輝く細麺。
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ほのかに魚介類の香りが立ちのぼった。
まずはスープを啜る。んっ、なんだろう、このイタリアンのような風味は。あっ、トリュフだ。葱を崩して再度啜ると、今度はカラスミのような味が。これはと思い、メニュー表を手に取る。そこにはこう書かれていた。

「塩そば」
沖縄県ぬちまーす、粟國の塩、高知県海一粒など週種類の塩をブレンド。アサリ、サーモン、乾物などの海産物のダシを合わせた塩ダレです。最高級イタリア産白トリュフオイルやボッタルガを合わせた海産物の旨みを引き立てました。店主

ボッタルガとはボラの卵巣のこと。つまりカラスミなわけだ。
塩そばとうたっているが、僕にとってはイタリアのスープパスタのような感じを受ける。
ラーメンは江戸時代、中国から伝わってきたものだが、麺の期限は一体何処から? 
それは最新の遺伝子の研究で明らかになっている。つまり世界にまだ麺が無かった頃、ある村で小麦粉を打って、練り固めて麺にするという技法が生まれた。それが東へ伝わりラーメンやうどんに、西へ伝播してパスタとなっていった。
いつか麺の故郷を訪ねる旅に出かけたいな。
アサリを出汁に使うのは分かるけれど、塩ラーメンでサーモンとは。トリュフ、カラスミ、サーモン、魚介。まるでイタリアンラーメンのような繊細な店が、初めてミシュランの一つ星を獲得したことは必然だったのかもしれない。
ミシュランは言わずとしれたフランスのタイヤメーカー。そこが手掛けるレストランガイドブックだが、フランス料理の源はイタリア料理。メディチ家のカトリーヌ王妃がフランスに嫁いだことから花開いていくのだ。
最後のスープを飲み干すと、椀の底にはYuki Onishiの文字。
大西祐貴さん。蔦の主人であり、藤沢で通っていた「麺やBar渦」の大将の弟さんでもある。
「ごちそうさまでした。美味しかったです」
「どうも有難うございます」
その顔がとっても優和でイケメンさんだった。
        ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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