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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

てっさま

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「高千穂に本物の天岩戸がある」。
こんな話を友人のひでさんから聞かせてもらってから、はや5年。ようやく、行かせてもらう機会を得た。
レンタカーを小さい車にしたのも、すべてこのため。高千穂の町から車で細い道を1時間登ったところにそれはあるという。
現地では「てっさま」と呼ばれる大切な神社A。まるで高天原のようと形容される場所に以前から興味があった。
幣立宮でご挨拶をすませ、高千穂経由で、山道をクネクネ。車が一台しか通れない細い道を登り切ったところに、大きな鳥居が突如姿を現した。
車を降りると、凛とした冷気が漂ってくる。地元の人が大切に守り続けてきた神社。それは先祖代々受け継がれた祈りの結晶だ。
鳥居で礼をしてから石段を登っていくと、年季の入った木の鳥居が。その向こうに小さなお宮があった。入った瞬間、祈りという結界が張られているのだろう。一瞬で氣が変わった。
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左手の岩からとても強いエネルギーが下り、正面から爆発するような何かを感じる。宮の中には、板にかかれた古絵がずらりと並んでいた。
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手を合わせても、奥から爆発するようなものずっと感じる。宮を出て、その方向へ歩いていくと獣道が一本。薄暗い森をさらに登っていくと、右手の岩から爆発するものを感じた。よく見ると、誰かが登った跡が微かに残っている。
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四つん這いになりながら崖を上がると、そこには風穴のような大きな穴が開いていた。そして前に立った瞬間、体が飛ばされそうになった。
爆発の原因はここ。大量の氣が穴から噴出していた。天岩戸は光と闇の象徴。そこが拓かれることによって、光に満ち溢れた世界となる。
岩戸は開かれた。
僕は少し降りたところで手を合わせ、連綿と続く祈りの扉を見上げた。
       ノムラテツヤ拝
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幣立宮

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父と母を阿蘇空港でピックアップ。
レンタカーは訳あって、小さなフィット号だ。
最初に向かったのは、僕が日本で最も好きな神社「幣立神宮」。その歴史は15000年と言われ、別名は「日の宮」と呼ばれる。
最初にここを訪れたのは、今から10年前。その時の僕はひとつの疑問を抱えていた。
「天照大神」は、一体どこに住まわれていらっしゃるのか?
「伊勢神宮」と即答されそうだが、今まで幾度訪れても、そこを住処にしているとは思えなかった。むしろ、三重の瀧原宮の方が住まいの氣を強く感じた。
でも幣立神宮で、その疑問は融解した。この神宮の別名は「日の宮」、つまりここが天照大神の住まいと大昔から決められていたのだ。
では、一体お宮の何処に? 本殿の脇に命脈15000年と言われる御神木には「天神木 高千穂」とある。ここに降り立ったのだろうけれど、やっぱり住処ではなさそうだ。
その裏手に、森に続く小さな鳥居がある。
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双子杉や、五百枝杉の古木の道を下っていくと、光に満ち溢れた東御手洗社が。
ここを見た瞬間、確信した。
天照大神のお住まいはココだ、と。キラキラに光り輝く緑の森、そして凛とした水玉の池。風が吹けば、まるで森が音
楽を奏でているようだった。
あの時の「美」を、どうしても父と母に見せたかった。
家族旅行のたびに、僕に自然の奥深さを教えてくれた父母。そして10歳から一人旅に出してもらってからは、その旅の体験を自分のこと以上に興味深く、嬉しそうに聞いてくれた2人。
「てっちゃん、緑が綺麗で、気持ち良い場所ね!」
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母が、ふうわりとほほ笑んだ。
神々の分け御霊が、生きとし生ける僕たちの生命。七色の光が、神々の隠れ宮に差し込んだ。 
          ノムラテツヤ拝
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