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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

コパカバーナ

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朝日に照らされるプーノを出発し、陸路で国境を越える。
簡単な手続きを終えてボリビアに入国、一路コパカバーナへ向かった。語源はコタ・カワーナ、意味は湖の見える地これが転訛して、コパカバーナになった。ブラジルの有名なコパカバーナはここから持っていかれたマリアさんが奇跡を起こしたことによって名づけられた。
昔も今もボリビア一の巡礼地は賑わい、白亜の教会に、奇跡を起こしたインディヘナのマリア様を仰ぎ見た市場で一袋100円のキヌアを買う。そう、スーパーフードのキヌアの故郷は、ティティカカ湖畔なのだ。
世界初のフリーズドライ食品のチューニョが並び、100種類以上のジャガイモが所狭しと売られた。
港から、聖なる「太陽の島」へ。
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アンデスの白く山並みが湖越しに浮かんだ。
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島内では、アイマラのシャーマンの儀礼を受けて、
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薬草園でハチドリを撮影。
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博物館内でティティカカの至宝を眺め、
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ピューマの巨大葦船で湖上を進んだ。
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船内でキヌアスープやマスを食べ、白ワインをあおる。
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2時間ほどで港へ着けて、専用車でラパスへ。到着する頃には日が暮れて、サンフランシスコ教会がライトアップで黄金色に浮かび上がった。
           ノムラテツヤ拝
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ウロス島

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船を降りると、足が大地に吸い込まれる。
クニュン。これが葦の浮き島・ウロス島の醍醐味だ。
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以前何かの番組で、ここに住む少年が毎日船を漕いで、対岸の
プーノまで通学する風景が放送された。雨の日も嵐の日も、沈没しそうになりながらも葦舟で進んだ。
「どうしてそこまでして行くの?」の質問に、少年は「勉強して医者になりたいんだ」と、はにかんだ。
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15年ぶりのウロス島は、変貌を遂げていた。
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足を踏み入れた当時は30島だった島々も、現在は100島以上となり、人口はなんと2000人にまで増えていた。カフェやレストランは
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勿論、ホテルも併設され、寝ながらにしてティティカカ湖に触れられそう。
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空撮で島を眺めると、どのようにウロス島を作ったウロス族が葦原を利用してきたのかが分かる。パスカルの言葉「人間は考える葦である」を体現し、自然と共に生き抜いてきたのだ。
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ノムラテツヤ拝
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