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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

インカワシ

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お昼はピクニックランチ。
事前に頼んでおいた、キッシュと肉とキヌアのパスタ。塩湖上で食べるからか、美味しいんだな、これが。
雨季とは違い、塩湖も固まってきたため、今日はインカワシまで遠出する。約1時間、純白の大地を飛ばすと、蜃気楼の向こうに黒い影が見えてくる。
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秋田県とほぼ同じウユニ塩湖。その中央におへそのようにポツリと浮かぶのがインカワシ島。インカの宿の意味だ。ウユニ塩湖とインカの関係は、これまた面白いのだが、今日は割愛する。
インカワシ島を有名にしているもの、それがこのハシラサボテン。この島だけの固有種で、12月には黄色い透明感のある花を咲かせる。サボテンの根本で、ビスカーチャ(アンデスウサギ)が日向ぼっこ中。
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登山しながら、ハシラサボテンと宝石のような太陽を重ねた。
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一本で伸びるものがあれば、ミッキーマウスのようなサボテンもある。
頂上からは、雪のような塩湖を背景にサボテン。
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世界中探しても、この風景は無いだろうな。山を下りてからドローンで撮影。
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島の輪郭がよく分かり、あらためて塩湖の中心に立っていることを理解した。
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             ノムラテツヤ拝
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蒼き河

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早朝、ラパスからウユニへ飛ぶ。
所要時間はたったの45分。8年前に出来たこの航路のお陰で、ウユニは秘境から誰でも行ける場所になった。
夢を叶えるツアーのため、事前に写真が撮れる座席を押さえる。Yくんに座ってもらい、簡単な地形のレクチャーをして臨んだ。
30分ほど飛ぶと、遠くにウユニ塩湖の聖山「トゥヌパ山」が見えてくる。その前を流れる蒼き河。まるで氷河のようだが、水に色が付いているわけではなく空の青色を映しているのだ。
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着陸寸前には、河は更に大きくなっていった。
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掘っ立て小屋のようなウユニ空港に降り立ち、
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出口でプラカードを持つガイドと会うと、互いに声を上げた。2年前のツアーで、総ガイドを務めてくれたイサックとの再会だった。
僕のやりたいことを誰よりも理解する彼なら、きっとこの夢叶ツアーも上手くいくだろう。
ウユニの村郊外の列車の墓場を見てから、
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塩のホテルに荷を下ろした。
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さぁ、本番。Yくんの夢の時間が、これから始まる。
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            ノムラテツヤ拝
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