柳家隊2018-05-31 Thu 19:50
![]() ボリビアから帰国後、すぐに故郷の岐阜へ向かった。 週末は自分が主催する「柳家隊」。 日本中から縁ある仲間たちが集まり、10年連続食べログ1位の名店「柳家(4.7点)」を貸し切っての極楽宴を開催するのだ。 https://tabelog.com/gifu/A2103/A210301/21000023/ ![]() 47名が岐阜の瑞浪に集結し、囲炉裏でジビエ料理に舌鼓。 ![]() ![]() サクラマスの刺身から始まり、若鮎、 ![]() エゾシカのフィレ、ロース、 ![]() オナガガモと怒涛の攻め。 ![]() お腹がパンパンに膨れ上がった頃に今度は大鍋が。 ぐぬぬ。 ![]() そしてラストは天然ウナギ。僕のウナギ人生で最も豊潤で、旨みが凝縮された逸品に、ため息しか出ない。 ![]() 大好きな仲間たちが笑い、幸福な顔をする。お酒が入り、更に絆が深まり、それぞれのご縁が繋がっていく。 仕事の付き合いでもなく、異業種交流でもない、肩書きの無い交流。だからこそ、そのご縁は生涯の宝物となっていく。自分の周りが幸福だと、僕はこの上なく幸せです。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
最後の夢2018-05-31 Thu 09:47
![]() 「もう一つだけ、夢が残っているんですけれど」 ウユニからボリビアのラパスに帰ってきた時にYくんがポツリと呟いた。 「君のための旅なんだから、なんでも言ってみなよ」 「ラパスの夜景を撮影したいです」 むっ。それは少し難しい問題だった。 空港からすり鉢状の町ラパスへ下るときに、ミラドール(展望台)は確かにある。でも1ケ月前から大規模工事中で駐車禁止になっているのだ。新たにかかったロープウェイもあるが、それを使っても圧倒的な夜景が撮れるかは懐疑的だった。 「夢を叶える旅」。それも最後の夢だもの。大切にしてあげたいな。 ティワナク遺跡を見てから、ラパスのホテルへ。レセプションで交渉すること数分、「俺に任せておけ!」と胸を張る運転手が現れた。一点も曇りのない真っすぐした瞳。彼に賭 けてみることにした。 夕日が町から少しずつ離れる頃、ラパスの町中から一気に上がっていく。20分ほどすると左手に展望台が見えてくる。どうするんだろ?と思っていると、捨て身のUターン。そして小さなスペースに車を滑り込ませるように停車させた。 「俺はここで待っているから、好きなだけ撮影してこい!」 Yくんと三脚を立てて、山頂から撮影を開始した。 夕日がラパスの背後に聳えるイリマニ山(6438m)を染め上げ、街はホタルのように、ポツリポツリと明かりが点灯し始めた。 ![]() ブラジルのリオデジャネイロと並び、南米屈指の都市夜景ラパスが目の前に。横を見ると、Yくんが真剣な表情で撮影していた。一枚、また一枚。 ![]() 「今が最高の時間帯だよ」 「はい」 Yくんのカメラから最後のシャッターがきれた。 「今回の旅、最高でした。本当に有難うございました。自分を変えるきっかけを幾つも作ってもらい感謝しています。野村さんに言われたように、自分のことを沢山考えてみます」 成田空港で別れるとき、Yくんはそう言い、頭を下げた。 道産子の彼に僕が言えること、それはクラーク博士の名言だ。 「青年よ、大志を抱け! 一回きりの人生だもの」 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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