ゾディアック2018-06-15 Fri 15:14
![]() 午後からはフォルテンデ・フリブクタ湾でゾディアック・クルーズ。ゾディアックとは、ゾディアック社が作るエンジン付きのインフレータブルボートのこと。岩礁などの擦れに強く、軍用に開発された、屈強なエンジン付きゴムボートだ。 ![]() 8人ずつ乗り込み、氷塊を見ながら、 ![]() 陸地に目をやる。緑の草地に、白い影がポツポツと。望遠レンズで覗くと、それらは皆、レインディア(トナカイ)だった。 ![]() 岸壁には、海のピエロと呼ばれるパフィン(ニシツノメドリ)の姿。 ![]() オレンジの地衣類の脇にムラサキユキノシタが咲き乱れていた。 ![]() トランシーバーから連絡が入る。 「今、北極キツネが雁(ガン)を襲った」。 すぐさまボートを向けると、白黒の北極キツネが、砂利の急坂を飛ぶように登っていく。冬は全身真っ白、夏は茶色になるが、今はちょうど冬毛が夏毛に生え変わっているのだろう。 超望遠レンズに代えると、キツネの口元に白いものが。雁の卵だった。 春はキツネにとって大忙しの時。鳥の巣へ出かけては、卵を狩る日が続いていく。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
北極ツアー2018-06-15 Fri 08:43
![]() 北極ツアーが始まった。 船へ乗船すると、見たことがある顔が。 ツアーリーダーのウディと、バイオロジストのアニーだ。5年前、南極を訪れた時のエクスペディションチームで会って以来の再会だ。 船室へ通され、すぐにウェルカムパーティ。 ![]() 今回は総勢120名。年配の方が目立ち、たぶん僕は最年少。 ![]() 夕食はエクスペディションチームの一人、ベラの話を聞きながら。6月~8月は北極ツアー、12月~3月は南極ツアー、その間は故郷のカナダで アウトドアのガイドを主にしているという。そんな生き方に共感する部分が多かった。 翌朝は快晴。リリーフック氷河と尖峰の絶景が眼前に。 ![]() ![]() 時折、雷のような音をたてて、氷河の崩落していった。 ![]() ![]() 北極を訪れるには、守らなければいけない決まりがある。 ![]() それは「人間は闖入者」だということ。つまり、極北の地を見させてもらうという距離感だ。 ![]() ふと視線を移すと、ハシブトウミガラスが、氷上からこちらを見つめていた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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