狩り成功2018-06-27 Wed 16:51
![]() 「氷上の上で何かを食べている」 エンジン付きボート・ゾディアックで氷山の脇をすり抜けている時に連絡が入った。どうやらシロクマが狩りを成功させ、食事中だというのだ。 エンジンを最大限にふかせ、一気に目的の地を目指す。 いた、生成色の体躯の周りに、赤い血が飛び散っている。多分、輪紋アザラシだろう。しきりにこちらを見ては、威嚇する。 ![]() その時、Red phalarope(ハイイロヒレアシシギ)がすぐ脇に着水。なんでもとても珍しい鳥だという。 ![]() ぐぬぬ。シロクマ、シギ、シロクマ、シギ。どちらに絞ろうか迷ってしまう。 やがて、お腹を満たしたシロクマは、コテッと眠り始めた。 ![]() 北極の風がサワサワと吹いてくる。シロクマの寝息が聴こえてこないか、僕は静かに耳を澄ませた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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