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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

まさかの結末

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4頭のトナカイが、岩場から雪原まで降りてきた。
その先には、睡眠中のシロクマが。500、400、300、200mになったところで、シロクマがふっと鼻を上げた。風上のトナカイのにおいを嗅ぎつけたのだろう。
どうやってシロクマはトナカイを襲うのか? アラスカで一度だけトナカイの子供を仕留めたヒグマを見たことがあったが、その時は草むらから一気だった。
さらに距離が縮まってくる。シロクマは忍び足で雪の斜面を登り、待ち構える。
ドクドク。緊張で自分の拍動音が、外側から響いてくる。
距離は10mをきった。
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さぁ、今だ、行けっ!!!
その瞬間、シロクマは急斜面を登り始めた。
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そしてあっという間に、雪の狭間に身をねじ込み、首を伸ばして眼下を見つめた。
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まさか・・・? 
こわい・・・?
やがて、トナカイが通り過ぎると、ホッとしたように斜面を降りてくる。緊張の糸がほどけたのか、足を滑らせて滑落。ヘッドスライディングで転がった。
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一体なんなんだ、このシロクマは。
僕らに見られて恥ずかしかったのかな?
そのまま両足で立ち上がり、頭を雪へ埋めた。
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穴があったら、入りたい・・・。
        ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

北極 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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