いのちの共生2018-09-30 Sun 09:23
![]() 南アフリカ最後の場所は、愛すべき秘密の地へ。 狙ったとおり時期もバッチリ。快晴の下、この旅一番の花園が広がった。 リクガメのスキルパッドがもそもそと歩き、 ![]() 黄、白、橙、赤、紫色と花々の競演だ。今まで数十人以上ここに連れてきたが、圧倒的な花園を見ると人生観が変わる。 「自分は生きてきた」から「自分は生かされてきた」へ。 「100%地球という愛に守られ、生かされている」ことを体感するのだ。頭で知っていると体で感じることは天と地ほど違う。ひとたびそれを感じた人は、出来るだけ地球に御迷惑をかけないように、日々、自分の出来ることで粛々と行動するようになるだろう。 純白の花園の中、シマウマの家族が駆けていく。 ![]() 彼らと僕らも、同じ地球に生かされた存在。僕たち生命は編み目のように繋がり、生かされ、ひとつの命を共生させてもらっているのだ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
ペンギン天国2018-09-29 Sat 08:39
![]() ペンギン好きにとって天国のような場所が南アフリカにある。 喜望峰にほど近い、サイモンズタウン。ここは、人間とペンギンが共存するパラダイスなのだ。 朝、ペンギンは家の前をよちよち歩きながら海へ出ていく。 ![]() 人も泳げるビーチにペンギンが現れることもしばしば。 ![]() 草むらで愛を育むカップルもいれば、 ![]() 子育てに忙しいお母さん、 ![]() 幼稚園のような営巣地では、若い雄が子供たちを守っている。 ![]() アフリカンペンギン(ケープペンギン)は、愛嬌たっぷり。カメラを構えていると、何だよ、何だよと近寄ってくる。瞳を大きく見開いたときの、可愛さといったら鳥肌もの。 ![]() 気配を感じたので振り向くと、子供のペンギンがじっとこちらを見つめていた。首にはまだ綿羽が残り、まるでファーをしているみたい。ちょっと待ってね、寝転んで写真を一枚撮らせてもらうと、ペンギンは踵を返して、家に戻っていった。 ![]() 懐かしいな。僕が22歳のとき、南極であるペンギンと出逢う。手を広げてポーズを取ってくれていたので、近づいて写真を撮ると、次の瞬間、手をパタンと下ろして巣へ返っていった。 「写真は撮るものではなく、撮らせて頂くもの」 ペンギンがいてくれることで、周りに対象物が在ることで、初めて写真という世界が成り立つのだと気づかせてもらった。 あれから20年経つが、今もその想いは変わらない。 僕の処女写真集「ペンギンがくれた贈りもの(風媒社)」は、南極のあの出逢いがあったからこそ生まれたと今も信じている。 ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
横浜カメラセミナー2018-09-29 Sat 08:31
今日(土)と明日(日)は横浜のヨドバシカメラで、ソニーのカメラセミナー。
https://ers-sony.secure.force.com/SEvent/pageEventDetailEVT?e=a2O5F000001s4VOUAY&p=%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D 遂にニコンとキャノンもミラーレスカメラに本格参戦。俄然面白くなってきた。 今回は新しい写真と共に、ソニーのミラーレスの強み、楽しさをお伝えできればと思います。 ソニーに、ミラーレスに、カメラにご興味ある方は、ぜひ横浜へいらして下さい。皆で一緒に楽しみましょう。 さぁ、がんばるぞ~! ノムラテツヤ拝 ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
喜望峰2018-09-27 Thu 17:07
![]() 南アフリカに来たら、絶対に行かねばならぬ場所、それが「喜望峰」だ。英語だと、Cape of Good Hope。 朝、ケープタウンの宿から南下した。天気予報は雨だったが、奇跡の青空が広がり、ハウト湾ではエメラルドグリーンの海とモスグリーンの山々が競演した。 ![]() 岸壁をくりぬいたチャップマンズロードを抜けて、 ![]() 純白の浜ヌールトフックビーチを見下ろす。 ![]() そして、アフリカ大陸南西端の喜望峰へ。 ![]() 1488年ポルトガル人のバルトロメ・ディアスが到達して嵐の岬と名づけたが、のちに香辛料貿易のルート短縮につながったため、ポルトガル王ジョアン2世が「喜望峰」(Cabo da Boa Esperanca)と改名した。 山を登って、ケープポイントへ。 ![]() ここから東を見るとインド洋、西を見ると大西洋が広がるTwo Ocean。ランチは、同名のレストランで、海鮮尽くしだ。 ![]() こんな時間が永遠に続いたらいいな。僕たちは暖かな幸福に包まれた。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
喜寿2018-09-26 Wed 17:19
![]() 喜寿の祝いをさせてもらった。 父も母も同年齢、9月生まれなので、二人揃って横浜で。 自宅で泊まってもらい、パエリヤとワインで乾杯。そしてガトーショコラに77歳ローソクを立てて火をつけた。 「おとうさん、こういうのするの初めてだな。あらわたしも」。 ふふふ、生まれて初めてのケーキ入刀だった。 ![]() 幼少の頃から体験至上主義で育ててくれた父、ダメという言葉を一切使わず育ててくれた母。二人から溢れんばかりの愛を、たくさん、沢山もらいました。 ![]() 日本国内はもちろん、海外へもいっぱい旅したね。いつも仲の良い父母を見ているのが好きでした。喜び溢れる77歳の「喜寿」、おめでとうございます。 ![]() 翌日は、30年ぶりという鎌倉へ。報国寺で竹林を見上げ、わらび餅屋さんでつまみ、小町通りをゆっくりと。昼は北鎌倉のイタリアンレストラン「タケル」で。 ![]() 極上の前菜を頂いてから、マルゲリータや桃の冷製パスタで舌鼓をうった。 ![]() ![]() 午後からは明月院で紫陽花の狂い咲きを見ながら、悟りの間で合掌。 ![]() 父、母、喜寿を祝わせてくれて有難う。 ![]() そして、もう一度言わせてね。最高の愛情と極上の体験を恵んでくれて、ほんとうにありがとう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |