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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

疾風怒濤

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疾風怒濤の2週間だった。
沖縄~石垣~横浜~小松~岐阜~飛騨~名古屋、そしてさっき横浜へ戻ってきた。
全力で、出来る限りの心を尽くして。その時の話は、また別の機会に譲るとして、名古屋からの帰り道、うっすら雪をかぶった富士が、紺碧の空に浮かんだ。
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新幹線からは勿論、夕日も素晴らしかった。
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まるで「お疲れさん。ゆっくり休みなさい!」と言ってくれているような、大きく、たおやかな姿に、自然と涙が溢れ出た。
僕たちは、大自然の無償の愛によって、日々生かされている。
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空を見上げると、真紅に染まった雲がオーロラのようにたなびいた。
           ノムラテツヤ拝
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フォト旅EXPO

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ありがたいな。
11月3日、4日の両日、新宿アイランドウイングで、ソニー代表として「フォト旅EXPO」の講師をさせてもらうことになった。
10:30~、13:00~、15:30~の各日3回、計6回ほど。
参加費は無料ですので、ぜひソニーのカメラや、あっと驚く写真に興味のある方は、いらして頂ければ幸いです。
当日直接来て頂くことも出来ますが、席が埋まると見られない可能性がありますので、事前予約をしてもらえると確実です。どうぞ宜しくお願い致します。
尚、フォト旅EXPOとは、クラブツーリズムとカメラのキタムラが組んだ国内最大の写真万博です。
10:30~
https://tour.club-t.com/tour/detail?p_course_no=1175313&p_course_no2=IC2230&_ga=2.96805142.864321152.1540205211-1286284947.1539587521&p_company_cd=1002000&p_from=800000
13:00~
https://tour.club-t.com/tour/detail?p_course_no=1176878&p_course_no2=IC2231&_ga=2.96805142.864321152.1540205211-1286284947.1539587521&p_company_cd=1002000&p_from=800000
15:30~
https://tour.club-t.com/tour/detail?p_course_no=1176883&p_course_no2=IC2232&_ga=2.96805142.864321152.1540205211-1286284947.1539587521&p_company_cd=1002000&p_from=800000
ご縁のある皆様とお会いできるのを、心より楽しみにしております。シロクマを含めた最新
の写真も、沢山ご用意していますので、ぜひいらして下さい。
ノムラテツヤ拝
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ヒグマとのやくそく

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ヒグマと逢うには、コツがいる。
まず、今がどんな季節なのか? ヒグマは何を食べ、どのような生活をしているのかを細かく想像する。
秋だから鮭の遡上を狙い、冬眠前にありったけの食料をお腹に詰める時期。それであれば、必ず海と河川が交わる地点に現れる。それも昼は寝ているから、狙うのは朝と晩だ。
ここからは感覚的だから説明するのは難しいが、気配や匂いというもの。柔らかな氣が充満する知床の森。でもある線を越えると、ピンと氣が張り詰める場所がある。匂いが変わる地点がある。
そうしたら望遠レンズを片手に、森から河原へ出られそうな道筋を探す。
いた。
木々の隙間からこちらを覗いている。
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僕はヒグマの森に入らせてもらう闖入者。だからこそ、彼らの行きたい道を決してふさいではならない。森から水場への獣道を確認してから、少し高台で待つ。ヒグマは僕を確認しながらも、ゆっくりと降りてくる。
鷲に近づいて一瞥。でも鷲は飛び立つことなく、悠々とヒグマを見つめている。絶対的に冒すことの出来ないヒグマと鷲のナチュラルディスタンスがあるのだろう。もし狙っても、すんでのところで、かわされてしまう距離なのだ。
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山から下りてくるその瞬間、ヒグマは立ち上がり、こちらを見つめた。
なんて愛らしい上目遣い、そして可愛いお尻なのだろう。
「僕、鮭を食べないといけないから・・・」
そんな声が聴こえてきそうだった。
            ノムラテツヤ拝
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知床紅葉

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海抜0mの宇登呂から738mの知床峠へ駆け上がると、紅葉に包まれた。1661mの羅臼岳はハイマツの深い森、そして青きオホーツク海の向こに北方領土・国後島の泊山(542m)が、たった27キロ先に浮かんでいた。
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黄、橙、赤色の紅葉に、松の緑が音符を付けているようだ。
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耳を澄ますと、鳥の声が響き、葉のすれる音が湧き上がる。目を瞑ると、僕の存在は消え、自然に吸われた。
            ノムラテツヤ拝
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森の主

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父母と一緒に知床五湖を散策。
空は快晴、ダイヤモンドのような太陽が光り輝いていた。
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その帰り道、山麓で、ようやく一頭目と出逢った。
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のっそのっそと、黒い巨体を揺らし歩くヒグマ。
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生まれて初めて見る母は、声を上げ、双眼鏡で見入った。
          ノムラテツヤ拝
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