猪肉パーティ2018-11-26 Mon 06:33
![]() 話に花が咲き、どんどんお酒が消えていく。 それにしても、みんな良く呑むなぁ~。 「おまたせしました~」 障子のドアが開くと、そこには長男ののりさんがどでかい肉を持って立っていた。 「てっちゃん、今回は猪肉で」 「めっちゃでかいやん」 「だって、特別なパーティーだから。いぇ~い!」とノリノリだ。 なんでも友人の猟師さんが獲ってきたばかりだという。ナイフでそぎ落として頂くと、肉汁がしたたり落ちる。もちろん処理が丁寧なため、獣臭はまったくしない。 ![]() 皆で狂ったように、かぶりつく。 ![]() 50人も参加者がいるから、あっという間にこのとおり骨だけになった。 ![]() 翌朝は、いつも皆を感動させるリョウブのごはん。 ![]() それにカワハギのフライに、キノコたち。う~ん、身に染みる。 ![]() さぁ、ピークになっている紅葉を見に出かけよう。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
極楽への道2018-11-18 Sun 18:30
![]() 世の中にもし極楽へ続く料理があるとすれば、それは、岐阜県高山市の秋神温泉にある。 今年で18回目の秋神・極楽隊。北は北海道、南は沖縄まで、仲間たちが秋神温泉旅館へ集い、旬を頂く。 今年はキノコが大豊作だったため、いつもの倍のキノコたちが盛られた。 見よ。 イグチダケ、ヤマドリダケ、ロウジ、シモフリシメジ、クリタケ、ナメコなど。決してスーパーには売られていない、地のものばかり。さらに保存しておいた春の山菜。ヤマワサビ、ウド、コゴミ、フキ、ワラビだ。 ![]() ![]() ![]() それらと共に、皆で持ち寄った極上の日本酒がずらりと45本を呑み干していく。 ![]() 途中、セブラーマンが乱入。 ![]() 皆の爆笑を誘ったが、ぽっこりお腹。中から顔を出したのは、ひろちゃんだった。70歳にもなって、よーやるわ! ![]() 一通り、旬の食事を頂いてからが勝負。ここから極楽へと高く昇っていく。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
散歩道2018-11-18 Sun 18:20
![]() 姫と一緒にモナの森を散歩した。 朝日が差し込むと、森に光の放射線が流れ込む。 キャッキャと言いながら、姫、ひろちゃん、じんじんが前を歩く。こんな風に穏やかな時間を過ごさせてもらうことに感謝する。 ![]() だって、日常は奇跡の連続だ。当たり前だけれど、この中の誰が欠けても、目の前の光景は生まれない。 時間とは、すなわち、命そのもの。過去も未来も今も、同じ瞬間に流れている。 秋の草花が朝露を抱き、陽光がそれらを宝石のように輝かせる。 ![]() トトロのバス停で、パチリ。参加者の皆様とも、一枚。 ![]() 僕たちは過去も未来も同時に生きている。今この瞬間に内包しているのだ。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
じんじん2018-11-18 Sun 18:17
![]() モナの森で、まずは腹ごしらえ。 囲炉裏で炭火をおこし、豚肉を焼く。突然、炎感知器が鳴ったけれど、ご愛敬。 ![]() ![]() その後はひろちゃん、自分の順で講演させてもらい、夕食へ突入した。 ![]() 今回、楽しみにしていることがあった。それは6年ぶりに再会する友がいたこと。 「赤塚高仁(じんじん)」。 知っている方も多いと思うが、赤塚さんとは20歳の時に初めて出逢い、それからのお付き合い。赤塚家(じんじん、ひろこさん、まほちゃん)と一緒にアラスカでオーロラを見上げたのは良い思い出だ。 最近は互いの予定が合わずご縁が無かったけれど、嬉しいことにモナの家まで駆けつけてくれた。 人生とは、すなわち人と人との相関図。皆、自分が木の幹だと思えばいい。そこからどんな枝が伸び、葉っぱが茂るのか? それは出逢う人によって変わってくる。 今、自分の周りにいてくれる大切な人を書き出してみる。その人は一体誰からの紹介だったのか? そんな風に御縁の源をたどっていくと、恐ろしいくらい赤塚じんじんに行き着いていく。 26歳の時。じんじんが「てつや、名古屋のABCフォーラムで講演しないか?」と言われ、早朝の名古屋キャッスルホテルへ出かけて話した。そこで出会ったのが小林正樹さん。そこから阪根ひろちゃん、山元加津子さん、更に枝葉が伸びていった。 「じんじん、有難うございます」と頭を下げると、じんじんは握った拳を鼻の上に付けて「そんなん、やめてくれよ~。本当のこと言うのは」とピノキオの真似をした。 相変わらずだな。人間は変わらないとよく言うが、この人ほど子供で頭の回転が速い人を僕は知らない。そしてそのやんちゃなじんじんを、美人の奥様ひろこさんが柔らかく見守っている。 「じんじん、まったく6年前と変わりませんね。変わったのはその格好良い髪の色くらいですね」 「ばかやろう、お前に俺はいつも合わせてやってんだぞ!」 ふふふ、この言葉も相変わらずで、なんだか嬉しくなってしまった。 ![]() 杜氏の神様・農口さんの日本酒を頂き、皆、ほろ酔いになってきたところで、どうしてか、ひろちゃんがじんじんに得意のマッサージをすることに。 「あたたたた」、「いてててて」。 ![]() じんじんが悶え、ひろちゃんも調子に乗って、グリグリやる。 ![]() そこからは泥沼のような夜が広がっていく。きたないオヤジ同士がキスしたり、歌謡大会になったり。 こんな風にして、ずっと遊んできたな。走馬灯のように人生が浮かびあがる一日となった。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
小松へ2018-11-16 Fri 13:35
![]() 沖縄から横浜へ戻り、すぐに羽田へ。 半年前くらいだろうか? 姫こと山元加津子さんから連絡があった。 「ぜひお二人でモナの森へいらしてください」 二人とは、もちろん阪根ひろちゃんと僕だ。 僕は羽田から小松へ向かい、ひろちゃんは福岡から小松へ。 途中、上高地の真上を飛び、槍、穂高の大パノラマ。北アルプスが初雪で美しく化粧されていた。機体が左へ大きく旋回していくと、立山の麓へ。真紅の紅葉が朝日に燃えた。 ![]() 小松空港を降りると、不思議な看板が。 「農口研究所」。なぜ山形の上喜元の杜氏の農口さんの研究所が?農口さんは日本酒造りの神様と呼ばれるレジェンドだ。 ターンテーブルから荷物を取って外へ出ると、姫、ひろちゃん、今回のモナの家で遊ぼうの参加者たちが、待っていてくれた。 「姫、なんで農口研究所が?」 「小松に新しくできたんです」 「えっ、僕、ファンなんです。行きたい!」 と無理を言って、連れていってもらうことに。 クラウドファンディングで最高額を集めて建てられた農口研究所。ここは酒造りの神様が、次世代の若き杜氏のために、惜しげもなく教える場でもあった。 ![]() 表には杉玉がかかり、屋内は木材と大型ガラスで。 ![]() 今夜のお酒「純米酒」を購入させてもらい、後にした。 ![]() そしていざ大杉神社へ。 ![]() ここには公孫樹という巨木があり、周囲5.6m、珍しい乳根が垂れていた。本殿で手を合わせて、禊は終わり。 ![]() 姫の新たな住処「モナの森」へ。 杉やナラの森に囲まれた、赤い家。 ![]() まるでトトロが出てきそうな雰囲気に、自然と頬が緩んだ。 ![]() 「おい、てっちゃん、どれがモナの森なんだ?」 「はっ、これですよ。この赤い日本家屋が」 「馬鹿、違うだろ。モナの森っていうんだから、背後の森のどれかなんだろ?」 「・・・・・・・、モナの森という家なんです」 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |