日本のマチュピチュ2018-11-10 Sat 16:51
![]() 日本にマチュピチュがある。 兵庫の竹田城、備中の松山城、それとも越前大野城だろうか? いや違う。僕にとってのマチュピチュは、沖縄本島の勝連城跡だ。 ![]() 阿麻和利(あまわり)が居城した城であり、沖縄の城(グスク)の中で最古の12世紀に建造された。その城壁は曲線であり、所々に遊び心が見え隠れした。 ![]() 太極拳組の半分以上が、ペルー・マチュピチュを訪れているので、その驚きと言ったら、見ているこちらが恥ずかしくなってしまうほど(笑)。一の廓、二の廓と氣がどんどん軽くなっていくのを師範の山田先生は見逃さない。各々が気持ち良いと想える場所で太極拳をしてもらいたいと、「好きな場所で、太極拳をしましょう」と自由。 こんな先生に教えてもらったら幸せだろうな。こうしなさいではなく、どうしてそうなっていくのかを自由な環境で伝えてもらえるのだから。 ![]() 天へ昇っていく階段で、ひろちゃんが呟いた。 「てっちゃん、これマチュピチュだけじゃなく、クエラップだな」 ![]() まったくの同感。クエラップとは、ペルー北部最後の秘境・チャチャポーヤスの遺跡であり、マチュピチュよりも精巧な部分が多い聖なる城。ペルーの方がほんの少し古いとして、どうしてほぼ同時期に、沖縄で同じような白が生まれたのだろう? それこそが学ぶという楽しさであり、勉強という面白さに尽きるのだろう。 夜は那覇で人気の「うりずん」を貸し切り、大宴会。 ![]() 美味しいものを、好きなだけ、お腹いっぱいに。それがこのツアーの掟だ。 ![]() 食べて、呑んで、笑って、さぁ2次会。ホテルの一室でBar阪根が開かれる。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
日本国紀2018-11-10 Sat 15:19
![]() ゆるやかな週末。気になるものを求めて、街へ出た。 こういう時、都心に近くて良かったなと思う。 田舎暮らしも都会暮らしもどちらも好き。両方良いところがあるけれど都心に近い=文学を含めた芸術に近いということ。フェルメール、ルーベンス、ムンクしかり。でも今日は文学へ手を伸ばそう。11月12日発売予定の本が、10日の今日、平積みにされていた。 気になっていたのは、百田尚樹さんの新刊「日本国紀」。稀代のストーリーテラーが語る日本の歴史。それは命を賭けた仕事だったと想像する。 誰もが知っている、または洗脳されている歴史。それらをひとつひとつ紐解き、自分の想いを重ねて、歴史に新たな手を加える。それは生半可な覚悟では出来ない。現に、百田さん自身もツイッターで、これを書かずしては死ねないと記した。 平積みの中の一冊を手に入れ、帰宅。まず最初にすることは決まっている。ハードカバーでも、ソフトカバーでも一緒。カバーを外すのだ。これは、本を書く側になった時に、見えてきた視線でもある。 大切に作り上げた本。そのカバーの内側に包まれた部分こそ、著者の想いが込められるのだ。内側は表裏は純白、無字の細かいうろこ状、背表紙だけにの日本国紀の黒文字が浮かんだ。 ![]() 何故、ウロコ? すっとイメージが落ちてきた。 一つのウロコには、今まで生きてきた日本人ひとりひとりの歴史がギッシリと詰まっている。それらが重なり、交わり、今の日本国がある。それがまさに「日本国紀」となって繋がっていくというメッセージ。 ![]() まだ一文字も読んでないが、胸がドキドキ・ワクワクしてきた。大切に、百田さんの想いを読ませてもらおうと思う。 帰りに、スーパーで最近絶賛されている、湖池屋の「じゃがいも心地」を買って、白ワインと共に食べてみる。 通常の倍くらいの厚切り。味はジャガポックルや皮付きフライドポテトに似ていて、美味。 ![]() ポテトチップはここまで進化しているのかと頬が緩んだ。久しぶりのゆったり週末。日本国紀に没頭します。 ノムラテツヤ拝 ![]() ランキングに参加しています。“地球の息吹”を楽しくご覧下さった方は、ぜひ1日1回「人気ブログランキングへ」ボタン ![]() ![]() |
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