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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ふじのこころ

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帰国してから、富士がすこぶる美しい。
凛とした冬の空気の向こうに、スックと立つ名峰富士。
夕陽と共に刻々と姿を変え、僕たちの心をも変えていく。
師である星野道夫が教えてくれた話がある。
あるとき友人と海岸で夕日を見ていた。友人のKが星野さんに質問した。
「なあ、道夫。この美しい風景をどうやって自分の愛する人に伝える?」
星野さんは少し黙ってから、こう呟いた。
「何も言わない。この夕日を見て感動して、自分が変わる。その姿を見てもらうことでいかにこの夕日が美しかったのかを感じてもらえれば良い」と。
そう、この世の理に「相手は変わらない」という法則がある。唯一変えられるものは自分だけ。自身が変わるからこそ、周りも変わっていくように見えるのだ。であれば、相手に変化を求めるなんてナンセンスなのだと気づくはず。大切なのは、自分自身を良き方向へ変え続けること。
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僕にとって、太陽や富士山はまさに手本。自分がそこにい続けることで、周りの心を幸福に変えていってしまうのだから。
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さて、今日の夕日で、僕はどれだけ変われたかな?
            ノムラテツヤ拝
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新春歌舞伎

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関東圏に住んでいて有難いこと。それは芸術にとても近いこと。1月、新春歌舞伎を見てきた。言葉の美しさ、発声、意味、そのすべてが古典にある。
中村獅童の義経三本桜、海老蔵の黙阿弥作「極付 幡随長兵衛」、三升曲輪傘売と演目が流れるように続いた。長兵衛では、息子の勧玄くんも登場。立派に見得を切った。それにしても海老蔵の格好良いこと。
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若い時の荒々しい棘が丸くなって柔らかに、優雅に舞台を舞った。十一世 市川團十郎(海老蔵の祖父)と、まるで瓜二つ。歌舞伎を背負う覚悟が、体中から滲み出ていた。
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2019年最初から、良いものを見せてもらった。歌舞伎、また見にいこうっと!
           ノムラテツヤ拝
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サガリバナツアー

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国内撮影ツアーを募集します。
日程は7月6日~8日の3日間。場所は西表島と石垣島。去年心から感動した「サガリバナ」を撮影します。
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西表島ではシーカヤックに乗って、川を遡上。朝日と共にポタッポタッと水面に音を立てて落ちるサガリバナ。石垣島では国内最大のサガリバナの森へ夜に出かけて、「夏夜の花見」を楽しみたいと思います。
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旅程)
7月6日(土) 羽田(11:55)~石垣(14:55)~離島ターミナル(16:40)~上原港(17:25) 西表島のホテル泊
7月7日(日) 早朝4時~8時までサガリバナカヤックツアー 上原港(10:30)~離島ターミナル(11:15)~石垣島でランチ~鍾乳洞、川平湾、野底岳、他の絶景地で撮影~北部のサガリバナの森で夜のサガリバナ開花を撮影~石垣島市内で最後の晩餐 石垣のホテル泊
7月8日(月) 石垣島で早朝撮影~ホテル~空港 石垣(12:20)~羽田(15:15)解散
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値段は集まった人数で割って算出しますので、憧れのサガリバナを見たい、撮影したいという方はぜひ、僕の方へ連絡頂ければ幸いです。
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Facebookのメッセンジャーかfieldvill@gmail.comまでお願い致します。
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ご縁のある方は、ぜひこの静謐で圧倒的な美を感じに出かけましょう。
                 ノムラテツヤ拝
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新たな視点

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ようやくこの時がやって来た。
カメラを生業にして以来、いつも悔しい想いをしてきた。
フィルムの時代は感度を1600までしか上げられないため、夕方以降の動物撮影は全てブレた。三脚を添えて星などは撮れたが、シャッタースピードは数分間開け続けることが当たり前だった。
技術革新と共にカメラはデジタルへ移行。フィルムからの脱却だ。感度は最大4000まで上げられるようになったが、やはりまだ夕方や夜の動物撮影は難しかった。
20年間使い続けてきたカメラ会社から、ソニーへ機材を一新する。そのお陰でようやく常用感度51200を手に入れ、一日中、いつでも手持ち撮影が出来るようになった。時間という制約からの脱却だ。
プロの写真家にとって、カメラとレンズは、絵具と筆のようなもの。絵具が揃ったは良いが、今度は筆の問題。ソニーが素晴らしいスピードで専用レンズを出し続けてくれたが、それでもここ数年、僕を悩ませる問題があった。それが魚眼レンズと超望遠レンズの欠如。魚眼はこの前書いたインタニア(魚眼250度)と出逢って解決。そして今日、ようやく超望遠レンズの400mmf2.8が手元に届いた。
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レンズを変えること。それは新たな視線を持つことに他ならない。標準ズームしか使っていない人は、写真で表現するにはその画角で何とかしようとする。でもそこに、マクロ、魚眼、防水、超望遠、超広角レンズなどがあれば、同じものを見ているのに、その画角の視点で、新たな創作が生まれやすくなる。レンズの特製や性質を知ることで、目の前の美しき風景を、そのまま切り取ることが出来るのだ。
単焦点の400mm、それもf値(絞り値)が2.8と極めて明るい。この明るさは、目の清濁を表していると考えてもらえば間違いない。f5.6やf8(数が大きくなる)などは暗いレンズなので、眼球の前に白い霧があるような、白内障のような状態。それに対してf1.4,f1.8,f2.f2.8までのレンズは赤ちゃんの、または子供の澄んだ瞳なのだ。だからこそ、僕は美しい瞳で世界を見て、記録し続けたいと想う。
400mmのレンズを持って、自宅から車で30分の江の島へ。
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よく晴れた富士山と船、江の島神社の鳥居、
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太陽の逆光性能、
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船の描写力、
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人肌の質感、
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前ボケ、後ろボケの深み、
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そしてテレコン着用時のAF合焦性能と画質劣化の度合いを確認をした。
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ドキドキする。これがすべての答えだった。レンズを付けて撮影するだけで、今まで僕の持っていない視線がレンズを通して脳に刻まれていく。同じ世界も、まったく違う風景に見えてくる。レンズの方から教えてくれる、視点を提供してくれるなんて興奮せずにはいられない。この名レンズを作ってくれた方々、関わったすべての方々に感謝の念を贈りたい。
さぁ、これで何を撮りに出かけようかな?
まずはヒグマ? それともゴリラ? やっぱり白熊かしら?
             ノムラテツヤ拝
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カテドラルロック

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セドナ最終日の朝がやって来た。
太陽が地平線から上がり、セドナの町を照らした。
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ラストの目的地は、カテドラルロックへ。
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ここは、自分の体にぴったりの場所だった。
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強く、たおやかで、美しい。僕の望む氣のすべてが、内包されていた。
赤い岩の上に寝転び、大きな青空を見る。ぼんわりと背中が暖かくなり、気持ち良くてウトウトしてしまう。
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有名な岩で作られた十字教会を見て、アメリカを後にした。
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16年ぶりのアメリカ旅は、僕の色々なバイアスを取り除いてくれた。世界中どこも美しく、素敵なのだ。
それを、いつにも増して実感する旅となった。
さぁ、愛する日本へ帰ろうっと。
          ノムラテツヤ拝
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