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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

雪さんぽ

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クフッ クフッ 足元から雪が鳴く。
あまりに水分を含んでいない雪は、踏むと笑うような音がする。鳴き砂ならぬ、鳴き雪だ。雪を固めようとしても、サラサラと手のひらから落ちていく。
チェナ温泉で皆、犬ぞり、マウンテンフライト、クロスカントリーなどのアクティビティを楽しんだ後、時間のある人たちは、僕と一緒に山で遊ぶことに。大きな岩風呂の脇から山側へ入り、そこをグングンと登っていく。白樺の純白で美しいか細さ、トウヒの凛としたたたずまい、雪の笑う感触、山々を染める屏風のような夕焼け、そしてこの密度の濃い冷気。すべてがアラスカだった。
旅を終えた後、ふとした拍子に思い出すのは、こんなこと。それが心を幸せにしていく種となっていく。
「てっちゃん、そろそろ帰ろうよ~」
最後尾のひろちゃんの顎が上がってきたところで、展望台に到着。
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皆で、大の字になって寝る。大きな空。まるで吸われそうになるほど、透明感のある青色だ。
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啄木の短歌を思い出す。
「不来方の お城の草に 寝ころびて 空に吸われし 十五の心」
僕たちだったら、
「アラスカの 新雪の中 寝ころびて 空に吸われし 仲間の心」かな。
              ノムラテツヤ拝
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テーマ:スナップ写真 - ジャンル:写真

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