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写真家・野村哲也が贈る“地球の息吹”

ゆうやけふじ

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さくらの季節。
寒暖の繰り返しで、さくらもちょっと戸惑い気味。
芽吹いて薄紅の花を咲かせているものもあれば、まだ蕾を膨らませているもの。早いものは、もう散り始めている。
午後からは雨がパラりと大地を濡らしたが、夕方には回復。透明感のある空に富士山の姿。雲はみるみる橙色に染まり、優雅に大空を駆けた。
           ノムラテツヤ拝
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日本 | コメント:0 | トラックバック:0 |

夢のフライト

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憧れ続けた場所へもうすぐ行ける。
この胸の高鳴りが、僕を無上の幸福へといざなう。
10人乗りのセスナに乗り込むと、パイロットと目が合った。
自分がプロなこと、このフライトが長年の夢だったことを手短に話すと、手招きして助手席を空けてくれた。
地上の整備員と何か話していると思ったら、なんと脚立を持ってきて、僕の前の窓を綺麗に拭き始めた。
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「せっかく夢の旅なんだからな!」
うぅぅ、ベリーズ人の心からのおもてなしに、涙が出そうになる。
エンジンがかかり、機体がフワリと浮かぶと、そこはエメラルドの世界。海の中にポツンと浮かぶホテルから、
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サンゴ礁の模様、そして遠浅によって作り出される、色彩のシンフォニー。
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あまりの絶景に、僕は時折、カメラから目を離して、肉眼で見る。そう、僕はこの世界に自分を置いてみたかったのだ。
目的地はブルーホール。雲を越えて、その絶景へ向かった。
             ノムラテツヤ拝
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中米 | コメント:0 | トラックバック:0 |

ベリーズ

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中米最初の国Bは、ベリーズ。
燦々と降り注ぐ太陽と緑陰の森が広がり、小さな空港には長蛇の列が続いていた。緩い入国審査を済ませて、町外れのヘボいアパートメントホテルへ。街中のホテルは最低200ドルからとすこぶる高いのだ。
ローカルのおんぼろバスに乗って中心部へ。バス停もフェリー乗り場も恐ろしく田舎。10年~15年前の南米がここにある。まるでジャワ島の奥地に来たみたいな錯覚をおぼえる。
ベリーズを訪れた一番の理由。それが以前からずっとこの目で見たかった「ブルーホール」の空撮だ。セスナの最小催行人数が2名だが、ベリーズシティ発がどうしても集まらない。現地の航空会社のオフィスでやりとりすると、明日のサンペドロ発ならあると言う。ベリーズは世界有数のリーフ地帯で世界遺産にもなっているが、キーカーカーとサンペドロという二つの島が観光地となっていた。
世界を旅してると匂いに敏感になる。食べ物、体臭、自然の香りが室内外から飛び込んでくる。朝日に向かってバスは走り、フェリーターミナルで搭乗券をもらう。近くのカフェ屋さんで、ハムチーズのパニーニとベリーズコーヒーを頂く。隣にグアテマラコーヒーがあったので、「どっちがおすすめ?」と質問すると、「ベリーズコーヒーは世界一」だと女店主は大きな胸を張った。ガロンジャという銘柄のコーヒーは、深いコクと苦味があって美味。
8時発のフェリーに乗って海上へ。
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ウォーターフロントには、マッチ箱型のカラフルな家が立ち並んだ。高速艇で空を翔けるように爆走。海上の風がすこぶる気持ち良い。太陽はまるで宝石のように地球を照らしている。
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1時間半で目的の島・サンペドロへ。近づくにつれてリーフ(サンゴ礁)が広がり、海はエメラルドグリーンに。
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さぁ、カラフルな街並みを歩いて飛行場を目指そう!
                ノムラテツヤ拝
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中米 | コメント:0 | トラックバック:0 |

旅の意味

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なぜ僕は世界193カ国(国連加盟国)に足を踏み入れたいのだろう?
昔は人間の引いた国境という線に反発し、意味がないと思っていた。しかし40代になると、その想いに少しずつ変化があらわれた。人が境を作ったからこそ、その国の歴史やお国柄、魅力が生まれるのだと。
もし全世界が共通の民族だけだったら、そこには自然の差だけが生まれたはず。世界で最も肥沃な大地を持つ現在のアルゼンチンに、人々は大挙して押し寄せたかもしれない。
人は国境という幻想の枠に閉じ込められ、またその枠内で純粋培養されることで工夫し、努力を続け、よりよい明日を目指して前を向く。それらの想い、行動、歴史が大地に降り積もり、そこから新芽が出て、林になり、森となっていく。
どんなに内戦が続いた国であっても、その中には子供たちの笑顔がある。明るい未来への渇望が存在する。僕は世界中の今を旅し、現地人とこの瞬間を過ごすことで、「刻(とき)」を全身で感じたい。心の白きキャンパスに、その国々を映し、描きたい。そうすることで、今まで気づかなかった「新しい自分」と出逢うことになる。そう、旅はきっとまだ見ぬ自分に逢うために、存在するのだろう。
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中米に未だ足を踏み入れていない国が数カ国ある。それらを一気に縦断する旅が今日から始まる。
44歳という時期は、僕にとってかけがえのない年になる。師の星野さんを年齢で越え、心と体の均衡が取れ始め、世界中の自然が迎え入れてくれるのだろう。
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人生のゾーンが、今、ここにある。
残りの中米1カ国目は、唯一の英語圏Bから始まる。
              ノムラテツヤ拝
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建仁寺

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京都に気になる場所があった。駅からほど近い建仁寺。
祇園の石畳の道を歩くと、立派な門が見えてくる。この本堂にどうしてもこの目で見たい絵があった。それが畳108枚分の描かれた双竜。2002年に鎌倉在住の日本画家、小泉淳作氏
によって作成され、縦11.4m、横15.7mのド迫力。龍は水を司る神様でもあるため、建物を火災から守る役目も果たし、天井で絡み合う躍動的な構図は圧巻。
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阿吽のように見える龍の瞳は、愛しくて好感が持てた。
他の屏風絵にも龍が描かれ、それらがプロジェクションマッピングで空を飛んでいるように見せるあたりは、古今融合。
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入口には、俵屋宗達の作品「風神雷神図屏風」。京都の奥深い歴史と美に、僕は静かにため息をつくしかなかった。
ノムラテツヤ拝
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